2007'04.17.Tue
シャープ、葛城工場の太陽電池セルの製造ラインを増強
葛城工場の太陽電池セルの製造ラインを増強
太陽電池の年間生産能力を世界最大の
600MWに拡大
シャープは、国内外の旺盛な需要に対応するため、葛城工場(奈良県)の太陽電池セルの生産能力を年産100MW(メガワット)増強し、2006年11月より本格生産できる体制を構築しました。これにより、葛城工場の太陽電池セルの年間生産能力は、世界最大の600MWとなります。
太陽光発電市場は、材料となるシリコン不足の懸念はありますものの、国内では産業用や住宅メーカーとの連携による新築住宅への搭載が進み、欧州や米国では、補助金や電力買上げ等の導入施策の推進により、産業用・電力用を中心に、今後も一層の需要拡大が見込まれています。
当社では、材料を有効活用するセルの薄型化やシリコンの使用量の少ない薄膜太陽電池の拡充、高効率生産体制の確立ならびに生産ラインの拡充に取り組み、環境負荷物質を発生させないクリーンエネルギーとして期待の大きい太陽電池事業のさらなる拡大を目指してまいります。
■ 時期:2006年11月
■ 投資金額:約35億円
■ 年間生産能力:600MW
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