ファイザー、40歳以上の男女を対象にした「目の健康 意識調査」結果を発表
40歳以上の男女、7,763名を対象とした「目の健康 意識調査」
「高血圧」、「強度近視」が緑内障・NTG(正常眼圧緑内障)の危険因子であることを知っている人はそれぞれ12.5%、9.5%のみ
― NTGの発見につながる「眼底検査」で「視神経の状態を見る」ことを知っているのは19.1% ―
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岩崎 博充、資本金648億円)は、一般生活者の"目の健康"に対する意識を明らかにするため、2006月10月13日~15日に、40歳以上の男女7,763人を対象にしたインターネット調査を行いました。
調査結果では、NTG(正常眼圧緑内障)の認知度は30.1%でした。病気の内容については、「視野が欠ける」「放置すると失明につながる危険がある」の認知度が70.3%~72.4%と、前回調査*に比べ、8.2~8.3ポイント高まった一方で、「高血圧」や「強度近視」の人は緑内障・NTGを発症する可能性が高いという「危険因子」について、「知っている」と回答した人は、高血圧が12.5%、強度近視が9.5%にとどまりました。また、記事・報道などでNTGについて知った後、「眼科を受診した」人は15.9%でした。
緑内障の症状である視野の欠損は、視神経が障害を受けることによって起こりますが、緑内障・NTGの発見につながる「眼底検査」を81.2%が「知っている」と回答したものの、検査内容については、「視神経の状態を見る検査」であると知っている人は、わずか19.1%でした。一方で、延べ54.7%の人が、事前に「検査の目的・方法」の情報がわかれば眼科を受診すると回答しています。
日本で40歳以上の28人に1人が罹患していると言われているNTGは、早期発見のために眼科専門医で診断を受けることが重要です。しかしながら、「普段、目の健康のために心がけていること」に関する質問で、「定期的に眼科で検査を受ける」と回答したのはわずか6.8%でした。NTGの早期発見により中途失明を防ぐため、病気の内容、検査や治療法について一般生活者の理解をさらに深め、より多くの方の医療機関での受診を促進することが必要であるといえます。
*2006年2月24日~27日実施、4月5日リリース発表
※調査結果の要約など詳細は添付資料参照
以 上