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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.27.Wed
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2007'04.20.Fri

日清食品、「日清(上海)食品安全研究開発有限公司」を本格稼動

~食の安全・安心に対する取り組み~

「日清(上海)食品安全研究開発有限公司」が11月8日から本格稼動

中国における原材料の品質管理体制を強化 

 
 日清食品株式会社(社長:安藤宏基)は、中国上海市に建設を進めておりました「日清(上海)食品安全研究開発有限公司」が、明日11月8日(水)に竣工し、同日から本格的に稼動いたします。
 「日清(上海)食品安全研究開発有限公司」は、近年の中国を中心とする輸入原材料や加工製品の使用頻度の増加を考慮して、残留農薬、動物用医薬品、微生物などの食品危害物質に対する品質保証システムの構築を目的として設立しました。同研究所の稼動により、中国産の原材料を日本に輸入する際、「事前に検査し合格したものだけを輸入するシステム」が構築され、製品の安全性をより早くチェックすると共に、生産計画や販売計画に影響を及ぼすリスクを排除する事ができます。
 また同研究所では、検査業務の他に中国資材工場の工程管理及び技術指導を行い、より高品質な原材料を確保してまいります。弊社は、独自の食品安全監査基準「日清食品 食品安全監査基準」(NISFOS:Nissin’s Inspection Standards for Food Safety)に基づいた調査活動を通して、原料素材から加工工程まで、あらゆる分野にまたがる安全性確保の体制を確立してまいりました。今回、中国に品質調査活動の拠点を置くことにより、海外輸入原材料についての「原材料のトレーサビリティについての調査」や「野菜農場や畜産施設での農薬・医薬品の管理状況調査」「周辺環境調査」「中国資材工場の安全監査」等の品質調査活動に対して、よりきめこまやかな対応が可能となります。
 弊社はこれまで、「食品安全研究所」(滋賀県草津市)において、農産物、穀類、畜産物、水産物など製品に使用される多種多様な原材料について、独自に開発した分析システムで厳しく品質の管理をしてきました。特に残留農薬、動物用医薬品については、本年5月に施行された「ポジティブリスト制度」(食品衛生法第11条改訂)に対応し、約550種類の残留農薬・動物用医薬品を分析するシステム「NASRAD-550」を開発、制度の施行に先駆け3月より稼動しています。また、微生物汚染リスクに対しても、遺伝子解析技術を用いた3種類の細菌検査法-[1]特定細菌群迅速一斉検査法、[2]酢酸耐性乳酸菌群検出法、[3]嘔吐型セレウス菌検査法-を独自に開発し、従来の公定法(食品衛生検査指針)に準拠した微生物検査法と並行して活用を進めています。「日清(上海)食品安全研究開発有限公司」は、「食品安全研究所」からこれら最先端の分析技術を導入し、中国における原材料の品質管理体制の強化を図ります。
 更に「日清(上海)食品安全研究開発有限公司」は今後、食物アレルギーや重金属、カビ毒といった食品危害物質等の検査項目を拡充し、将来的には日清食品以外の企業からも検査の受託業務を行い、事業を拡大していく予定です。
 弊社は「日清(上海)食品安全研究開発有限公司」と「食品安全研究所」の連携により、一層強固な品質管理体制を構築して、当社製品の品質確保に努めてまいります。そして、常にお客様の視点に立ち、科学的な検査結果をもって原材料および製品の品質を保証し、安全性を確保した製品をお客様に提供してまいります。


【 概 要 】
 名 称  日清(上海)食品安全研究開発有限公司 
 所在地  中国上海市閔行区紫日路619号 
 代表者  董事長(総経理兼任) 山田 敏広 
 資本金  486万米ドル 
 出資者  日清食品株式会社 100% 
 設立年月 2005年 3月 
 業務開始 2005年11月 
 業務内容 中国から輸入する資材の残留農薬、動物用医薬品および微生物検査
      中国資材工場の工程管理及び技術指導等  
 従業員数 15名 
 規 模  延床面積 2,372平米(地上2階) 土地面積 3,500平米 
 

≪ご参考≫
・日清食品「食品安全研究所」について
 日清食品は、食品の安全性の問題に対し、消費者の視点に立って品質管理体制を整備するために、2002年6月、「食品安全研究所」(滋賀県草津市)を設立しました。現在、約60名の専門スタッフを配し、製品の品質保証、新しい分析技術の開発、品質調査活動等の業務を行っています。

・「NASRAD-550」について
 「NASRAD-550」(Nissin’s Analytical System for Residual Agricultural Chemicals and Veterinary Drugs-550)は、次の3種類の分析システムから構成されています。
 (1)農産物全般を対象とし、約450種類の農薬を分析する「NASRAC-450」
 (2)穀類を対象とし、約250種類の農薬を分析する「NASRAC-G250」
 (3)畜産物、水産物を対象とし、約100種類の動物用医薬品を分析する「NASVED-100」 
 

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