キャッツ、「XModelink SystemC Debugger」Ver2.0を発表
「XModelink SystemC Debugger」Ver2.0 を発表
SystemC Ver2.1、Visual C++ 2005 に対応!
キャッツ株式会社(社長・上島康男、横浜市港北区)は9日、EDAツール「XModelink SystemC Debugger」のVer2.0を12月より販売開始することを発表しました。
キャッツが1990年に発表した組込み開発向けCASEツール「ZIPC」は、国産初のCASEツールとして、デジタル家電や携帯電話、制御システムなどの開発ツールとしての評価を高め、組込みシステム開発用CASEツール分野で1998年以来7年連続の国内シェア首位(電子情報技術産業協会(JEITA)調べ)を続けている製品です。
「XModelink SystemC Debugger」は、そのCASEツール開発、販売の実績・ノウハウを活かして、2004年に発表したEDAツールです。
今回のバージョン・アップでは以下の新規対応を行なうことで新たなメリットを得ることができます。
1.SystemC Ver2.1対応
:最新バージョンのSystemC言語を使用できる。
2.Visual Studio 2005 対応
:最新のプラグ・イン環境でVisual Studio の標準デバッグ機能が使用できる。
※引き続きVisualStudio2003.NET でも動作可能。
3.イベント・ビューアの全ノード・トレース機能の追加
:トランザクション・レベルでの設計効率、ユーザビリティが向上する。
4.フローティング・ライセンス対応
:効率の良いライセンス運用が可能になり、初期導入コストの削減が図れる。
「XModelink SystemC Debugger Ver2.0」は、11月15日~17日にパシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology2006」に出展しています。
出荷開始は12月初旬を予定しており、年間20ライセンスの販売を見込んでいる。
価格は、ノードロック1 ライセンス¥1,176,000(税別)
フローティング1 ライセンス初年度使用料¥1,764,000(税別)、2年目以降の年間使用料 ¥588,000(税別)。(価格は予定。変更される場合もあります)
以上
※ 「XModelink SystemC Debugger」の製品概要はこちら
http://www.zipc.com/product/xmodelink/detail_05.html