新日本石油、仙台製油所での建設工事に地震防災システムを導入
仙台製油所での建設工事に地震防災システムを導入
~ 万一の災害発生時に安全操業を確保 ~
当社(社長:西尾 進路)は、グループの製油所である仙台製油所に現在建設中の石油化学製品の増産を目的とした大型プラントと副生ガスを利用した高効率発電設備につきまして、工事中の地震発生に備え、10月から地震防災システムを導入しましたのでお知らせいたします。
今回導入したシステムは、大成建設株式会社が開発した「大成リアルタイム地震防災システム」で、気象庁が発信する緊急地震速報をもとに、地震の到達を数秒から数十秒前に検知するものです。宮城県沖地震は、今後30年の間に99%の確立で発生すると予想され、喫緊の対応が求められております。仙台製油所では、このシステムを導入することで、作業員の安全性の向上や、地震発生後の初動態勢を更に強化してまいります。
当社グループは国民生活・経済にとって不可欠な石油製品等を供給する事業者として、また広く社会に貢献する事業者として、大規模災害時にも製品の供給を継続していくことと同様に、万一の災害発生に備え、さらに安全管理を強化することなどにより、企業の社会的責任を果たしてまいります。
1.地震防災システムの概要
(1)開発者:大成建設株式会社
(2)概要:気象庁からの緊急地震速報を受信・分析し、現地における震度・到達予測時間を、パソコンや警告灯などに表示する。
2.導入の概要(*添付資料参照)
3.システムのイメージ(*添付資料参照)
以上