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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.26.Tue
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2007'04.30.Mon

JAL、国内・国際線の小型主力機「ボーイング737-800型」の第1号機を受領

JAL、ボーイング737-800を領収!


 2006年11月14日(現地時間)、JALは米国シアトルにてボーイング737-800型の第1号機(JA301J)を受領いたしました。今後順次導入される次世代型737型機は、JALの国内線、国際線の小型主力機として活躍いたします。

 737-800型機は、737在来型機に最新鋭の技術を取り入れて設計された次世代航空機です。新設計の主翼とその先端に装備されたブレンディッドウィングレットや燃料タンクの大型化、エンジン性能の向上等により航続距離は737-400型機の3300kmから4500kmと大きく延長し、国際線への展開が可能となりました。また、国内線に投入した場合の座席あたりの燃費も約15%向上し、運航コストの削減効果も見込まれます。さらに、国際民間航空機関(ICAO)により設定されたもっとも厳しい騒音基準である「Chapter4」に適合している低騒音で環境に優しい航空機です。

 また、737-800型機には運航乗務員が前方を視認しながら大きく視線を移動することなく速度、高度、方位などの飛行情報を確認できる「ヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)」や、機体の飛行経路を地形図とともに経路の側面から表示する「バーチカル・シチュエーション・ディスプレイ(VSD)」などの新しい機能も装備されており、パイロットの状況認識及び安全性がさらに向上いたします。

 客室のエコノミークラスには、デザインの工夫により足元の空間が大きく拡大したレカロ社製の新世代シートを採用し、さらに消臭・抗菌効果のある空気触媒の加工を施しました。また、国際線仕様機には小型機として初めて本格的なビジネスクラスを導入する他、国際線エコノミークラスにもPC電源や個人エンターテイメントシステムを導入する等、機内のビジネス環境を向上させ、お客様に一層ご満足いただける空間といたします。

 JALは737-800型機をボーイング社に30機確定発注し、さらに10機のオプション権を保有しており、今後、小型機を737-800型機に集約してまいります。同小型機の導入により、各路線の需要規模に応じた機材の投入やきめ細かい便数・ダイヤの設定が可能となり、お客様の利便性を向上させてまいります。国内線ではこの初号機を2007年3月より羽田-山口宇部、羽田-宮崎線に投入し、順次路線を拡大してまいります。また、国際線においては2007年度より中国・東南アジアの近距離国際線に就航を予定しております。

 JALの新しい翼、ボーイング737-800にご期待ください。


以上

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