NTTアイティ、「MediaOrchestra/Live」にハイビジョン映像のライブ配信を追加
映像配信ソフトウエア「MediaOrchestra/Live(メディアオーケストラ/ライブ)」に
高精細なハイビジョン映像(MPEG-2 HD)のライブ配信を追加
~インターネット画質からハイビジョン画質まで幅広いライブ映像配信を手軽な操作で実現~
NTTアイティ株式会社(以下:NTTアイティ、本社:横浜市中区、代表取締役社長:岡田和比古)は、Webブラウザの手軽な操作でライブ映像の入力/配信をサポートする映像配信ソフトウエア「MediaOrchestra/Live (メディアオーケストラ/ライブ)」に、高精細なハイビジョン映像(MPEG-2 HD)のライブ配信を追加し、平成18年12月1日より販売を開始します。
「MediaOrchestra/Live」では、従来からPC視聴を対象としたWindows Media形式による配信、大画面ディスプレイやプロジェクターによる視聴を対象としたテレビ標準画質相当(MPEG-2 SD/MPEG-4)の配信を行ってまいりました。今回、映像入力用のソフトウエアが、より高精細なハイビジョン・ライブ映像の入力を新たにサポートすることにより、インターネット画質からハイビジョン画質まで幅広いライブ映像配信に対応が可能となりました。
■経緯
NTTアイティは、平成16年1月よりライブ映像配信ソフトウエア「MediaOrchestra/Live」の販売を開始し、議会映像のライブ配信やライブコンサートの配信、講演会の配信など、さまざまな用途で活用いただいてまいりました。
「MediaOrchestra/Live」は、Windows Media形式およびMPEG-2 SD、MPEG-4によるライブ映像のリアルタイム配信のほか、あらかじめ準備されたMPEG-2 HDファイルによるハイビジョン映像の配信に対応しておりましたが、昨今のハイビジョン対応ビデオカメラやハイビジョン対応ディスプレイの一般普及に伴い、多くのお客様よりカメラ入力による映像についても高精細なハイビジョン画質によるライブ配信を行いたいとのご要望、お問い合わせをいただき、今回のMPEG-2 HD映像のライブ配信機能の追加に至りました。
「MediaOrchestra/Live」はライブ映像配信の終了直後から配信済み映像を自動的にVOD(ビデオ・オン・デマンド)として公開する機能を備えております。また、マルチキャスト配信にも対応しており、PC向け映像からハイビジョン高画質映像まであらゆる映像配信シーンにお応えすることが可能です。
■新機能について
「MediaOrchestra/Live」は、ハードウエアエンコーダによりMPEGに符号化されたライブ映像データを映像配信サーバに送出する「入力端末ソフト」と、映像配信を行う「MPEG配信サーバソフト」、映像コンテンツや機器構成やネットワーク構成等を管理する「管理サーバソフト」により構成されています。従来「入力端末ソフト」はハードウエアエンコーダボードとして、MPEG-2 SD / MPEG-4用ボードをサポートしていましたが、今回新たにMPEG-2 HDフォーマットにリアルタイムエンコードするPCIエンコーダボードをサポートすることにより、ハイビジョン映像のリアルタイム配信を可能にしました。
※添付資料1をご参照ください
■MediaOrchestra/Liveシステム構成
添付資料2をご参照ください
■動作環境(MPEG-2 HD、MPEG-2 SD、MPEG-4配信)
添付資料3をご参照ください
*Windows Media形式配信の動作環境は製品ホームページ(http://www.mediaorchestra.com/)をご覧ください。
■価 格
配 信 種 別 ソフトウエア標準価格(税抜き)
MPEG-2 HD/MPEG-2 SD 配信(今回追加) 200万円~
MPEG-2 SD/MPEG-4 配信 150万円~
Windows Media形式配信 145万円~
■販売開始時期と販売目標
販売開始:平成18年12月1日(金)
販売対象:企業、学校、自治体、イベント企画、リース会社 など
販売目標:30セット/年間
■サービス適用例
イベント配信:コンサート、スポーツ、講演会、展示会など
社内配信:幹部講話、集合研修、広報・製品紹介(デモコーナー、受付)など
学内配信:遠隔講義など
病院:手術映像配信など
製品ホームページ:http://www.mediaorchestra.com/