NTT-AT、音声処理や編集機能を強化したWin用音声処理ソフトの最新版を発売
3Dスペクトル表示機能、ピンクノイズ生成等の信号作成機能等を追加
Windows用音声処理ソフトウェア
「音声工房」シリーズのバージョンアップ版をリリース
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:石川 宏 (いしかわ ひろし))は、音声処理や編集機能をさらに強化したWindows用音声処理ソフトウェア「音声工房」シリーズVer. 4.0を2006年11月30日(木)から販売開始します。
NTT-ATでは、これまで音声処理技術に関する研究開発のノウハウを活かし、10年以上にわたり、音声の録音・再生・分析が行える、音声処理ソフトウェア「音声工房」シリーズ「音声工房Pro」「音声工房Custom」「音声工房Custom+Macro」「音声工房ゆらぎ解析(旧称:ゆらぎ解析ソフトウェア)」等を提供してきました。この度、本4製品に音声処理や編集機能をさらに強化した、新バージョンVer. 4.0をリリースします。
今回リリースするバージョンには、従来からある波形編集・分析機能に加えて、スペクトルをより視覚的に表現する3Dスペクトル表示機能、波形クリック時や音声再生時に瞬時にスペクトルを計算するリアルタイムスペクトル機能、音声や音楽の編集にも使えるクロスフェード機能、音声研究には欠かせないピンクノイズ生成等の信号作成機能の強化、さらなる操作性の向上などが盛り込まれており、音声の編集作業や、音声分析をより強力にサポートします。
■主な新機能
1.3Dスペクトル表示
スペクトルの変化を3次元的に表現。
2.リアルタイムスペクトル
波形のクリック時や音声再生時に、瞬時にスペクトルを計算して表示。
3.ピッチシフト機能
音の高低を、音の長さを変えることなく調節することが可能。
4.フェードイン・フェードアウト機能 、クロスフェード機能
音楽などでよく用いられる、フェードイン・フェードアウト効果、クロスフェード効果を付けることが可能。
5.信号作成機能の充実
矩形波、三角波、ピンクノイズ、AM/FM変調波など、多彩な信号音の作成可能。
6.操作性の向上
メニュー別ツールバーの表示や、キーボードやマウスによる操作を拡張し、使いやすさをさらに向上。
*以下、主な新機能の製品別搭載状況などは、添付資料をご参照ください。