電源開発、米国エルウッド・エナジー発電所の権益を取得
米国エルウッド・エナジー発電所の権益取得について
~Jパワー 米国で2件目のIPP事業~
Jパワー(電源開発株式会社、社長:中垣喜彦(なかがきよしひこ))は、米国イリノイ州ウィル郡エルウッド村(Village of Elwood、シカゴ市の南西約50km)にあるエルウッド・エナジー発電所 (Elwood Energy:出力135万kW ガスシンプルサイクル)を運営するエルウッド・エナジー社の権益49.9%を取得します。
エルウッド・エナジー社は、ピープルズ社とドミニオン社が50%ずつ出資する米国法人で、エルウッド・エナジー発電所を建設、1999年7月より営業運転しています。発電電力はエクセロン社並びにコンステレーション社に販売され、主にイリノイ州に供給されています。
Jパワーは、本件が(1)売電契約により一定期間安定的な収益が見込めること、(2)同発電所が電力需要地に近く、安定的に運転されていること、(3)共同事業者が優れていること等から、ピープルズ社の持つ権益50%のうち49.9%の権益を取得することとしました。
今後、米国での許認可手続きを経て、2007年2月頃には権益を取得できる見込みです。
これにより、エルウッド・エナジー社の出資構成はJパワー49.9%、ドミニオン社50%、ピープルズ社0.1%となります。
なお、発電所の運営は、ドミニオン・エルウッド・サービス社が引続き実施します。
Jパワーは昨年1月米国でのIPP事業推進のため現地法人を設立し、調査・検討を進めており、今年5月には初の米国案件としてテナスカ・フロンティア発電所の権益を取得しました。本件はそれに続く2件目のIPP案件となります。これによりJパワーが出資する海外IPP事業は、運転中6カ国・地域15件、建設中1件となります。
<添付資料>
1.エルウッド・エナジー発電所の概要
2.Jパワーの海外IPPプロジェクト一覧
以 上