NTTドコモグループ、契約者への「ユニバーサルサービス料」負担を発表
「ユニバーサルサービス料」のご負担について
NTTドコモグループ9社(以下ドコモ)は、2007年1月からのユニバーサルサービス制度の開始に伴い、お客様に「ユニバーサルサービス料」のご負担をお願いすることといたしましたので、お知らせいたします。
ユニバーサルサービス制度とは、NTT東日本・西日本によるユニバーサルサービスの提供を確保するために必要な費用を、NTT東日本・西日本だけでなく、ユニバーサルサービスに接続を行うサービスを提供する、ドコモを含めた電話会社全体で電話番号数に応じて負担するものです。
ドコモでは、ユニバーサルサービス制度の趣旨をかんがみて、お客様がご利用になる電話番号数に応じて、公平なご負担をお願いすることとし、2007年2月ご請求分(2007年1月ご利用分)から「ユニバーサルサービス料」として、毎月お客様にご請求させていただきます。
お客様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
月額料金による「ユニバーサルサービス料」のご請求方法
FOMA・mova・衛星電話・PHSなどのサービスにおいて、1電話番号あたり、月額7円(税込7.35円)をご負担いただきます。12345
開始日 : 2007年1月1日(月曜)
通話料に含めた「ユニバーサルサービス料」のご請求方法
ぷりコールをご利用のお客様は、通話料に含めてご負担いただきます。詳細は、通話料に含めた「ユニバーサルサービス料」のご請求方法をご参照ください。
料金改定日 : 2007年1月4日(木曜)
1 2007年1月から6月までの1電話番号当たりの「ユニバーサルサービス料」は月額7円(税込7.35円)です。2007年7月以降の番号単価は社団法人電気通信事業者協会が決定しますが、番号単価の変更に伴い、「ユニバーサルサービス料」は変更となります。その際は、事前に請求書などでお知らせいたします。
2 マルチナンバー、ナンバープラス、アクセスナンバー、フリーナンバーのお客様は、ご利用の電話番号数分をご負担いただきます。
3 クイックキャストをご利用のお客様は請求対象外とさせていただきます。
4 1ヶ月に満たないご利用の場合には日割料金となります。
5 請求書の請求内容等詳細の欄に「ユニバーサルサービス料」として、1電話番号当たりのご請求額を記載いたします。
ユニバーサルサービス制度の概要
■ユニバーサルサービスとは
電気通信事業法第7条により、「あまねく日本全国で提供が確保されるべき」と規定されているサービスです。NTT東日本・西日本の加入電話の基本料や、社会生活上の安全および戸外での最低限の通信手段を確保する観点から設置されている第一種公衆電話、さらに特例料金となる離島通話および110番・118番・119番などの緊急通報がこれに該当します。
■ユニバーサルサービス制度とは
携帯電話やIP電話の普及および電話サービスの競争進展などにともない通話料金などが大幅に安くなりましたが、一方では、ユニバーサルサービスの確保に必要な費用が不足することとなりました。このままでは、NTT東日本・西日本だけでユニバーサルサービスを維持できなくなるため、電気通信事業法第110条により、NTT東日本・西日本も含めた他の固定電話、携帯電話、PHS、IP電話などの電話会社全体で応分に費用を出し合うこととなっております。
■ユニバーサルサービス制度に必要な費用負担額
NTT東日本・西日本に対して補てんする金額1をもとに、基礎的電気通信役務の提供に係る交付金および負担金算定等規則第27条により、1電話番号当たりの支払い額(番号単価2)を社団法人電気通信事業者協会3が決定します。この番号単価に基づいて2007年1月以降、お客様がご利用になる電話番号の数に応じた費用が、各電話会社からユニバーサルサービス支援機関である社団法人電気通信事業者協会を通じて、NTT東日本・西日本に支払われます。
1 補てん額は、離島・山間地などの高コスト地域における加入電話基本料のコストの一部や、第一種公衆電話、緊急通報における赤字を対象に算定されます。
2 2007年1月から6月までの番号単価は1ヶ月あたり7円です。
3 社団法人電気通信事業者協会は、ユニバーサルサービス支援機関として、総務大臣による指定を受けています。
※通話料に含めた「ユニバーサルサービス料」のご請求方法など詳細は添付資料参照