松下電工、宮城県利府町に無電極点灯方式照明器具使用の防犯灯を1061台納入
6万時間の長寿命・省エネ、寒冷地でもスムーズに点灯
無電極点灯方式照明器具【エバーライト50】を使用した防犯灯
宮城県利府町に1,061台納入
松下電工株式会社は、宮城県利府町に6万時間の長寿命で、ランプ交換などの維持費を大幅に削減できる当社独自開発無電極点灯方式※1照明器具【エバーライト50】を使用した防犯灯を1,061台納入しました。7月末~9月末まで、通学路沿いを中心に町内各所の防犯灯の付け替え工事が行われ、順次利用いただいています。
【エバーライト50】は、6万時間の長寿命に加え、水銀灯40形と同等の電気料金で、明るさ約3倍アップを実現。省エネ・長寿命で地球環境に配慮した照明器具です。【エバーライト】はマイナス20度の寒冷地でも点灯が可能なので北国の厳しい寒さの中でも、町内の安全・安心をよりいっそう高める照明器具として、住民の方々に喜ばれています。
なお、この利府町における防犯灯付け替え工事は、長寿命・省エネの【エバーライト】を使用しているため、CO2削減に貢献するとして、環境省の「石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計(石油特会)における補助・委託・交付金事業 (1)地方公共団体向け補助事業地方公共団体率先対策補助事業1)対策技術率先導入事業」の対象事業となり、導入にあたっては防犯灯設置事業費の1/2を国からの補助金を受けて実施されました。
※1. 無電極点灯方式:蛍光体を塗布したガラス球に水銀蒸気を封入し、内部から高周波磁界を発生させて、放電・発光させる方式。
寿命の主な原因となるフィラメントと電極を採用しないため、60,000時間の長寿命と省エネが得られます。
■ 納入経緯
ひったくりなど街頭犯罪は夜間に多く発生するため、地域の防犯力を高めるには、適切な明るさを確保することが大切です。警視庁の街づくりの指針(安全・安心まちづくり推進要綱)によると、「道路での安全性を確保するためには、4m先にいる人の挙動や姿勢がわかる3ルクス程度の明るさが必要」とされています。そこで防犯の取組みのひとつとして、町を明るくするために、行政や自治会による防犯灯の新たな設置や、明るさアップと省エネを両立できるタイプの器具への変更が増加傾向にあります。特に、最近では省エネや長寿命、センサ付など高付加価値防犯灯の新たな設置や、暗く老朽化した蛍光灯防犯灯からの変更も増加。当社の高機能タイプ防犯灯「AreaLux(エリアルクス)」シリーズの販売実績は年率約30%で増加しています。
宮城県利府町では従来、防犯灯には水銀灯や蛍光灯を使用されていましたが、『点灯したとき暗い』、『ランプ寿命が短く、ランプ交換に手間・コストがかかる』など安全面や経済面で問題がありました。そこでこの度防犯灯設置事業の一環として、長寿命・省エネの【エバーライト50】を使用したタウンペット防犯灯を採用、設置されました。
この防犯灯は、ランプ寿命が6万時間(水銀灯40形の約10倍)と非常に長く、ランプ切れによる不点灯やランプ交換回数が大幅に削減できます。(1日10時間点灯で約16年)。また、水銀灯40形と同じ電気料金で明るさが約3倍もアップするなど、地域の安全・安心性向上とメンテナンスの手間・コスト削減を一挙に実現できます。さらに、フィラメントや電極を使用しない新しい点灯方式の採用で、大幅な省エネ・省資源を実現し、地球環境保護の面でも大きく貢献しています。
※宮城県利府町の納入についてなど詳細については添付資料をご参照ください。
以上