デル、クラスタ構成に対応したミドルクラスのDAS製品「PowerVault MD3000」を発売
デル、クラスタ構成に対応したミドルクラスのDAS製品
「PowerVault MD3000」を発売
デル株式会社(本社:川崎市幸区、代表取締役社長:ジム・メリット)は、ストレージ製品「PowerVault(パワーボルト)」シリーズにおいて、クラスタ構成に対応したミドルクラスのDAS(Direct Attached Storage)製品「PowerVault MD3000」を発表しました。
本日より受注を開始し、価格(税込)は496,440円からです。
新製品:「PowerVault MD3000」
価格(税込):496,440円から
販売開始日:2006年12月7日(木)
(製品画像データはこちら:オンライン・プレスルーム www.dell.com/jp/press/)
お客様からのお問い合わせ先:044-556-6190/
オンライン・ストア:www.dell.com/jp
「PowerVault MD3000」は、2006年5月に発表したエントリークラスのDAS製品「PowerVault MD1000」の上位機種で、2ノードクラスタへの対応やキャッシュコントローラの内蔵、I/O処理性能の向上、管理ソフトの標準添付など、機能と管理性・接続性の強化が図られたミドルクラスのDAS製品です。
デルは「PowerVault MD3000」をエントリークラス以上の性能と可用性が要求されるメールサーバやデータベースのアプリケーションなどの用途で、中小企業や大企業の部署・部門向けに提供します。
<「PowerVault MD3000」の特徴>
・1エンクロージャあたり、3.5インチSAS HDDを最大15基搭載可能。
最大容量は4.5TB(300GB×15基)、デイジーチェーンによる3エンクロージャの接続で、最大45基HDD、13.5TBの大容量を実現。(デイジーチェーン接続およびSATA HDDは、2007年春より対応予定)
・SAS 15krpm 36/73/146GB HDDと、10krpm 73/146/300GB HDDを搭載可能。
・コントローラごとに512MBのキャッシュを搭載。キャッシュI/O性能で、100,000 IOPS、1,600MB/秒のスループットを実現。
・サーバからのデュアルパスまたはシングルパスによる2ノードのクラスタリングによるフェイルオーバに対応。またシングルパスで最大4台までのサーバへの接続が可能。
・GUIベースで各種設定や管理を行うためのソフト「MD Storage Manager」を標準添付。
・2007年春より「Snapshot」、「Virtual Disk Copy」を提供予定。
・コントローラ、電源、ファンなど全てのコンポーネントを冗長化し、単一障害箇所からのダウンを回避。
<デルが推進する標準化>
「PowerVault MD3000」は、「MD1000」に続き、外付けストレージ製品の標準インターフェイスを定義する非営利の業界団体である「Storage Bridge Bay(SBB)Working Group」が策定する仕様“Storage Bridge Bay 1.0”に準拠した2番目の製品です。
デルは、新しいストレージ技術の導入を推進し、機能強化とコスト軽減を実現する業界標準を開発するSBBの創設メンバーです。SBBの詳細は、www.sbbwg.orgをご覧下さい(英文)
【PowerVault MD3000構成価格例(税込、送料別)】
PowerVault MD3000
コントローラ×2(冗長構成、コントローラごとにサーバ接続ポートを1つ搭載)
36GB 15000RPM SAS HDD×2
MD Storage Manager標準添付
「ブロンズ」標準保守サービス 3年間翌営業日対応オンサイト
構成価格:496,440円(税込)
※上記の仕様は一例です。この他にも、BTO(注文生産)方式によりお客様の要望に応じて自由な組み合せが可能です。 上記の構成価格は、2006年12月7日現在の価格であり、予告なく変更する場合があります。
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