マイクロソフト、小規模事業所を支援するインターネットサービス「Microsoft Office Live」日本語版の試験運用を開始
小規模事業所を支援する包括的なインターネットサービス
Microsoft(R) Office Live日本語版の試験運用を開始
~米国の小規模事業所160,000社から得たフィードバックと、日本で開発された機能を追加し、試験運用サービスを開始~
マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)は、小規模事業所の業務を支援するインターネット サービス、Microsoft(R) Office Live( http://officelive.microsoft.com/japan/ ) 日本語版の無償試験運用(以下、Office Live 日本語ベータ版)を開始します。
Office Live はインターネットを通じて提供される小規模事業所向けの包括的なサービスで、社内外の情報伝達、文書や予定の共有、新規顧客の獲得支援など、大規模企業などが利用している機能やサービスを小規模事業所向けに改良し、パッケージ化したものです。サービスの運用はマイクロソフトが一括して行い、利用者はパソコンからインターネット経由で接続するだけでサービスを利用できます。大型の投資を必要とせず、登録したその日からすぐに利用できます。試験運用期間中、無償でサービスを提供します(※1)。
『米国 160,000社のフィードバックと、日本の企業文化を反映した機能を搭載』
今回サービスを開始する、Office Live 日本語ベータ版には、本年2月より米国で先行提供されていたベータ プログラムを通して160,000社から得られたさまざまなフィードバックを反映しました。また、機能の改良だけでなく、予定管理や設備予約、行き先掲示板、電話メモ、タイムカードなど日本の企業文化や習慣に合うように、日本国内で開発されたサービスMicrosoft GroupBoard Workspace最新版の機能(※2)が搭載されます。
『Microsoft Office のデスクトップ アプリケーションとの連携で生産性を向上』
Office Live日本語ベータ版は、既に多くの企業で運用されているMicrosoft Windows(R) SharePoint(R) Servicesの最新版をベースに構築されています。使い慣れたMicrosoft Office Excel(R)やMicrosoft Office Access、Microsoft Office Outlook(R) などとスムーズに連携するため、文章共有や共同作成、電子メールや予定表へのアクセスがどこからでも行えるようになり、利用者の生産性、利便性を大幅に向上します。
『小規模事業所の多様なニーズに対応したサービスレベルの提供』
Office Live日本語ベータ版は、以下の3種類のサービスを用意し、小規模事業所特有の多様なニーズに応えます。
・マイクロソフト オフィス ライブ ベーシック ベータ (Microsoft Office Live Basics Beta):
Office Live Basics Betaは、自社の独自ホームページを構築し、電子メールを利用するために必要な基本機能を提供する無償サービスです。サービスには、企業ドメイン名の取得、ホームページ用の500MBのディスク容量、ドラッグ アンド ドロップ方式でホームページを制作できるデザイン ツール、ホームページへの訪問者やページ閲覧数が管理できる高度なレポートツール、25個の電子メール(アカウントごとに2GBの容量)ならびにWindows Live Messenger用アカウントが含まれています。ホームページのデザインツールには、asynchronous JavaScript and XML (AJAX) 技術の採用で、インターネット上のツールでありながら、デスクトップ アプリケーションのような使いやすさを実現しています。
・マイクロソフト オフィス ライブ エッセンシャル ベータ (Microsoft Office Live Essentials Beta):
Office Live Essentials Beta は、Office Live Basics Betaの全機能に加え、インターネット上の専用のワークスペースと顧客管理機能を提供します。専用ワークスペースは、500MBのディスク容量と10名分のユーザーアカウントがあり、スケジュールの共有や、文章の共有、共同作業などを支援するサービスが利用できます。インターネット経由で利用できるため、外出先や自宅からアクセスできるばかりでなく、ユーザー権限を設定すれば、社外のメンバーとも情報共有が可能になります。さらに、マイクロソフト オフィス ライブ ビジネス コンタクト マネージャ (Microsoft Office Live Business Contact Manager) では、顧客の連絡先管理や営業履歴などを簡単に管理できます。このほか ホームページ用のディスク容量は1GB、電子メール アカウントは50個(アカウントごとに2GBバイトの容量)に拡大され、OutlookやWindows Mobile ベースの端末を利用して電子メールやカレンダーにオフラインでも情報を管理できる機能が提供されます。
・マイクロソフト オフィス ライブ プレミアム ベータ (Microsoft Office Live Premium Beta) :
Office Live Premium Betaは、最上位のOffice Liveサービスです。Office Live Basics Betaおよび Office Live Essentials Betaの全機能に加え、日本独自の企業文化に対応できるよう、小規模事業所向けグループウェアであるMicrosoft GroupBoard Workspaceの機能を統合しています。Office Live Premium Betaはまた、Webサイト ストレージ容量を2GBへ拡大、電子メール(アカウントごとに2GBバイトの容量)を50個、ならびに専用ワークスペースのユーザー数を20個、ディスク容量を1GBに拡大し、より多くの情報をより多くの人数で共有することにも対応しています。
『Office Live はパートナー企業ソリューションの基盤としても活用可能』
小規模事業所向けのITソリューションを開発しているパートナー企業は、Office Liveをサービス提供の基盤として活用できます。Office Liveは、Windows SharePoint Services(Version 3.0)を基礎に構築されているため、Windows SharePoint Services上でのWebパーツ開発ノウハウがあれば、小規模事業所特有のニーズに対応したカスタムソリューション、すなわちパッケージソフトウェアやサービスを開発する際に、インターネット上のオープンなプラットフォームとしてOffice Liveを利用できます。米国では、これまでにパートナー企業3社がパイロットプログラムに参加し、価値ある小規模事業所向けソリューションをOffice Live プラットフォーム上で開発しています。日本でも本ベータ版を通じて、さまざまなパートナー企業がOffice Live を活用できるよう準備を進めています。
(※1):一部の追加サービスは有償。詳細は添付資料をご参照ください。
(※2):一部の機能は搭載されていません。
■マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
マイクロソフト株式会社 Webサイト
< http://www.microsoft.com/japan/ >
マイクロソフトコーポレーション Webサイト
< http://www.microsoft.com/ >
*Microsoft、Excel、Outlook、SharePoint、Windowsは、米国Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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