ヤマハ発動機、5人乗りゴルフカー「ターフライナー」「ターフジョイ」シリーズを仕様変更し発売
より快適に、扱いやすく
ヤマハ5人乗りゴルフカーを仕様変更
ヤマハ発動機株式会社は、全国のゴルフ場で好評を得ている5人乗りゴルフカー「ターフライナー」「ターフジョイ」シリーズ5モデルについて、一部仕様を変更。2006年12月15日より予約受付を開始し、2007年1月11日より発売する。
今回の仕様変更は、「ターフライナーG30E」については(1)新型EVコントローラー採用、(2)充電コンセント位置変更。さらに5モデル共通では(3)フロントフロアパネルにゴムマット装備、(4)スライド式2分割ウインドシールドのロック機構変更などを行ない、よりいっそうの快適性・操作性向上をはかった。
< 名称 >
ヤマハゴルフカー
ターフライナー G30E/電磁誘導式・バッテリーカー
ターフライナー G30A/電磁誘導式・エンジンカー
ターフジョイ G31A /マニュアル式・エンジンカー
ターフジョイ G31AP/マニュアル式・エンジンカー
ターフジョイ G31E /マニュアル式・バッテリーカー
< メーカー希望小売価格 >
オープン価格
< 予約開始日 >
2006年12月15日
< 発売日 >
2007年1月11日
< 販売台数 >
5,500台(国内:5モデル合計/年間)
《 市場概要と製品概要 》
現在、国内には約2,400カ所のゴルフ場があり、乗用ゴルフカーの普及率は約90%まで達している。その中で、昨今全国のゴルフ場では、「環境への配慮」「運営効率の向上」や「ゴルフのカジュアル化」などに関心が高まりつつあり、ゴルフカーにもこうしたニーズに対応する環境対応性、機能性、快適性が強く求められている。
こうした状況の中、多様化するプレイスタイルに応えるため、ヤマハは5人乗り、2人乗り、立ち乗り、電磁誘導式とマニュアル式、あるいはエンジン駆動式とモーター駆動式など様々なタイプのゴルフカーを開発し、ラインナップを9モデルまで充実させてきた。
今回仕様変更を行なったのは、2005年1月にフルモデルチェンジを行った5人乗り「ターフライナー」「ターフジョイ」シリーズの4モデルと2006年1月に新発売した「ターフジョイG31E」の計5モデル。ダブルウィッシュボーンサスペンション、ロングホイールベース、ハイルーフ・ローフロアデザイン等を採用し、快適な乗り心地とゆとりある居住空間を実現した基本性能はそのままに、さらなる熟成を図った。
従来から好評を得ているボディカラーは、「ホワイト」「グリーン」「ブルー」「レッド」の全4色。このうち「ホワイト」には各色共通のシートカラー「タン」の他、「ブルー」を設定している。またウインドシールドは、スライド式2分割または1枚式との選択が可能。さらに豊富なオプションを用意し、ユーザーの様々な要望に応える幅広い商品構成とした。
《 主な変更点 》
1)人と環境に優しい新世代EVコントローラー採用(ターフライナーG30E)
EVコントローラーは、ゴルフカーの発進・停止、コーナリング、登降坂といった走行の制御、バッテリー充電、制御機能の監視やトラブル発生時の危険回避などを司る集中管理装置。今回の仕様変更では、新開発したEVコントローラー採用により、以下のような機能・性能向上を図った。
・微速走行時の操作性、操縦性のさらなる向上
・より滑らかな坂道発進・停止(マニュアル運転時)
・よりスムーズなコーナリング(自動運転時)
・過充放電や残量表示などバッテリー管理精度の向上
2)バッテリーのメンテナンス性向上(ターフライナーG30E)
バッテリー充電コンセントの位置を変更し、日常的な充電操作の手間を軽減。さらにバッテリー上部にあったEVコントローラー位置を変更し、バッテリーの交換作業を容易にした。
3)フロントフロアパネルにゴムマット装着(5モデル共通)
前列シート前方のフロントフロアパネルに、外観品質を保護するため、傷付き防止のゴムマットを装着した。
4)スライド式2分割ウインドシールドのロック機構変更(5モデル共通)
スライド式2分割ウインドシールドを開閉するためのロック機構を、シーソー式のワンプッシュスイッチに変更し、シールド開閉時の操作性を向上させた。
●主要仕様諸元
●ヤマハ「ターフライナーG30E」フィーチャーマップ
(※ 関連資料を参照してください。)
< お客様からのお問い合わせ先 >
ヤマハ発動機(株)RVカンパニー ゴルフカー事業推進部
TEL.0537-21-2672