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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.25.Mon
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2007'05.21.Mon

セールスフォース、「AppStore」のビジョンおよび「AppExchange」収益戦略を発表

セールスフォース・ドットコム、「AppStore」のビジョンを発表
~「AppExchange」における収益モデルを実現~

*AppStoreで、AppExchangeアプリケーションの試用、購入、利用のための一連の仕組みを提供
*AppStoreにより、開発者およびパートナーは、アプリケーションの市場投入、販売、課金、流通がAppExchange上から直接可能に
*AppStoreにより、Apex及びAppExchangeの価値を高め、オンデマンド・アプリケーションの作成・流通・普及を促進

 オンデマンド・ビジネス・サービスのマーケットおよびテクノロジーのリーディングカンパニーである米国セールスフォース・ドットコムは、本日、「AppStore(アップストア)」のビジョンと、「AppExchange(アップエクスチェンジ)マーケットプレイス」の収益戦略を発表しました。ユーザは、「AppExchange」上のオンデマンド・アプリケーションを試用、購入、利用するための一元的な仕組みとして「AppStore」を利用することができます。「Apexプログラミング言語」と「Apexプラットフォーム」を活用してアプリケーションを構築した開発者やパートナーは、それらのアプリケーションの市場投入、販売、課金、流通など、グローバル展開に「AppStore」を利用可能になります。「AppStore」の提供により、「Apex」と「AppExchange」の価値を高め、オンデマンド・アプリケーションの作成、流通、普及を促進します。

 セールスフォース・ドットコムの会長 兼 CEOのマーク・ベニオフは、次のように述べています。「『AppStore』を利用することで、ユーザは、iTunesの音楽を購入するのと同じくらい簡単に、オンデマンド・アプリケーションを購入することができます。また、パートナーは、販売・流通チャネルを構築する労力と費用から解放されることになります。当社が、オンデマンド・アプリケーションのマーケットプレイスに関するビジョンを提唱し始めた時から、“セールスフォース・ドットコムが『AppExchange』でお金を稼ぐ戦略は?”という質問を受けてきましたが、『AppStore』が、その答えです」

 世界初のオンデマンド・アプリケーションのマーケットプレイスである「AppExchange」は、初年度から大きな成功を収めています。世界57カ国で、7,400以上のユーザが、「AppExchange」を通じて20,000以上のアプリケーションを利用しており、CRMアプリケーションにとどまらず、採用、プロジェクト管理、IT、人事、コンプライアンスを始めとする企業内のあらゆる業務領域においてオンデマンド・アプリケーションの採用を拡大し、導入の推進力を強化するとともに、その効果を実証しています。

 現在、「AppExchange」上では、230以上のパートナーにより、430以上(日本は60以上)のアプリケーションが提供されています。「Apexプラットフォーム」を活用して構築されたこれらのパートナー・アプリケーションは、セールスフォース・ドットコムが提供する一連のオンデマンド・ビジネス・アプリケーションと元々連携しているので、数クリックでインストールすることができます。
 「AppStore」は、企業規模を問わず、パートナーとユーザにおけるオンデマンド・アプリケーションの流通と利用の加速化、及び円滑化を支援します。

 さらに、AppExchangeインキュベーターは、「Apexプラットフォーム」上で製品開発する新規企業の支援や、既存のAppExchangeパートナーのさらなる拡大をグローバルに支援します。AppExchangeインキュベーター・プログラムには、現在以下の10社が参加しています。Appirio社、Avankia社、Centive社、Convenos社、DomoDomain社、InsideView社、InvisibleCRM社、Right90社、VerticalResponse社、Xactly社。


■AppExchangeマーケットプレイスにおける収益モデル
 「AppStore」は、収益モデルを実現するための仕組みを提供します。

1.ユーザ・コミュニティの拡大により、さらに多くの開発者やパートナーがこのエコシステムに参加。
2.「Apexプラットフォーム」および「Apexプログラミング言語」が実現する開発環境が、「AppExchange」上で利用可能なアプリケーションの種類を拡大。
3.アプリケーションの多様化に伴い、既存ユーザの利用範囲が拡大及び新規利用者数の拡大にもつながる。

 セールスフォース・ドットコムは、「AppStore」により「AppExchange」の価値を高め、同社の戦略を加速させます。まず、幅広いオンデマンド・アプリケーションが提供されることによって、企業内での利用者と導入部門を拡大し、ユーザ数拡大に臨みます。次に、より多くのオンデマンド・アプリケーションが利用され、カスタマイズされるにつれ、最上級のサービスであるUnlimited Editionのアップグレードへと誘導します。今回の「AppStore紹介プログラム(AppStore Referral Program)」と「AppStore Checkout(チェックアウト)」は、「AppExchange」における収益モデルの2つの要素となります。


◆AppStore:パートナー企業の成功を支援するプログラムとサービス「AppStore」は、販売、マーケティングから手数料サービスに至るまでのすべてをトータルに提供するもので、それによって開発者やパートナーは、End to Endのビジネスをセールスフォース・ドットコムのユーザ向けに展開できます。また、「AppStore」は、マルチ通貨及び言語での課金・請求・契約更新を管理でき、営業の手を必要としないセルフサービス販売モデルを追加することにより、パートナーの「AppExchange」上でのさらなる成功を支援します。さらに「AppStore」は、パートナーの事業目標に沿った異なる収益共有モデルを始めとして、パートナー企業の成功を推進するための一連の完全なサービスとプログラムを提供します。

 セールスフォース・ドットコムは、商談完了ベースの売上率に応じて「AppStore」を提供します。また、その内容は契約するサービスレベルに応じて変化します。「AppStore」は、「AppStore紹介プログラム」と「AppStore Checkout」で構成されており、現在のところ2007年に順次提供開始する予定です。

◆AppStore紹介プログラム(AppStore Referral Program)
 「AppStore 紹介プログラム」は、パートナーのAppExchangeアプリケーション需要を喚起することを目的とした販売促進サービスで、以下の2つのレベルで提供されます。

◆スタンダード・リファーラル(Standard Referral):
*「AppExchange」サイトでの検索時及びカテゴリでの優先配置
*セールスフォース・ドットコムの企画するマーケティングプログラムやイベント出展などの優先権
*インキュベーション・センターへの参画
*売上成立時に10%の紹介料をセールスフォース・ドットコムからパートナーに請求
*無料プログラム提供開始は2007年1~3月期を予定

◆プレミアム・リファーラル(Premium Referral):
*スタンダード・リファーラルの利点の全て
*需要喚起のためのプログラム実施
*ユーザに接するセールスフォース・ドットコム社員への説明会実施
*「AppExchange」サイトへのプレミアム掲載
*売上成立時に25%の紹介料をセールスフォース・ドットコムからパートナーに請求
*プログラムおよびサービス開始は2007年7~9月期を予定


◆AppStore Checkout
 「AppStore Checkout」は開発者およびパートナーの成功を支援するサービスで、特長は以下の通りです。
*オンラインでの注文、請求、課金、料金回収サービスの提供
*上記の合計請求金額の20%をコミッションとしてセールスフォース・ドットコムからパートナーに請求
*「AppStore Checkout」は「AppStore紹介プログラム」とは別々に提供され、コミッションも別請求
*プログラムとサービス開始は2007年10~12月期を予定


◆AppStore:企業のあらゆる部門においてオンデマンドによる成功を促進「AppStore」を利用することで、ユーザは、パートナー・アプリケーションを「AppExchange」上から直接購入することができます。アプリケーションの購入に際し、ベンダーとの交渉窓口を一本化し、セールスフォース・ドットコムとパートナーへの支払いをまとめて一括で行うことが可能になります。セールスフォース・ドットコムは、ユーザからパートナーへの課金と、パートナーへの支払いを一括で管理します。「AppStore」により、セールスフォース・ドットコムは、パートナー・アプリケーションの導入によるユーザの成功拡大を支援します。


◆価格と供給について
 セールスフォース・ドットコムは、商談が成立した売上金額に応じて、パートナーへの「AppStore」環境を提供します。また、その内容は契約するサービスレベルに応じて変化します。「AppStore」は現在、2007年中に順次提供される予定です。スタンダード・リファーラルは2007年1~3月期に、プレミアム・リファーラルは2007年7~9月期に、「AppStore Checkout」は2007年10~12月期からそれぞれ提供開始予定です。

 セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。

 ユーザが「AppStore」を利用する際には、追加料金は一切発生しません。

 「Apexプラットフォーム」は、これまでは「AppExchangeプラットフォーム」と呼ばれており、すでに利用可能です。以前の発表通り、「Apexプラットフォーム」の次世代版は、現在のところ、「Winter’07」のリリースに合わせた提供を予定しています。また、「Apexプログラミング言語」は、現在、2007年前半のリリースを予定しています。

【 セールスフォース・ドットコムについて 】
 セールスフォース・ドットコムは、オンデマンド・ビジネス・サービスのマーケットおよびテクノロジーのリーディングカンパニーです。同社のオンデマンド・アプリケーション「Salesforce(セールスフォース)」を利用することにより、顧客企業の営業、サポート、マーケティング部門の支援やパートナー情報の共有および一元管理がオンデマンドで行うことができます。また、同社の世界初のオンデマンド・プラットフォーム「Apex(エイペックス)」を利用することで、強力なオンデマンド・アプリケーションを構築し、マルチテナントとBusiness Webのメリットを、CRMを超えた領域にも拡大することが可能となります。すべての「Apex」のコンポーネントとアプリケーションは、オンデマンド・アプリケーション・ディレクトリ「AppExchange(アップエクスチェンジ)」(http://www.salesforce.com/jp/appexchange/)を通じて、容易に共有・交換・インストールすることができます。さらに、ユーザがサービスを最大限有効に活用できるよう、トレーニング、サポート、コンサルティング、ベストプラクティスといった導入支援のためのサービス「Successforce(サクセスフォース)」も提供しています。

 2006年10月31日現在、同社のサービスは、みずほ情報総研株式会社、損保ジャパンDC証券株式会社、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、日清フーズ株式会社(敬称略、順不同)を含む、世界27,100社、556,000ユーザに利用されています。

 本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。

 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。詳しい情報は、http://www.salesforce.com/jp/をご覧ください。


【 一般の方のお問合せ先 】
 株式会社セールスフォース・ドットコム
 TEL:03-5793-8301 E-mail:info@jp.salesforce.com URL:http://www.salesforce.com/jp/

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