日本IBM、モバイル端末と企業内のサーバーを安全につなぐソフトウェア「Lotus Mobile Connect V6.1」を発売
モバイル端末と企業内のサーバーを安全につなぐソフトウェアの最新版
-中堅企業でも利用し易い料金体系で提供-
日本IBM(社長・大歳卓麻、NYSE:IBM)は、スマートフォンやPDAといった携帯端末や、ノート・パソコンを利用して、外出先から企業内のデータやアプリケーションにアクセスする際、安全に接続するためのソフトウェアの最新版「Lotus(R)Mobile Connect V6.1」を本日発表します。出荷開始は、2007年1月4日の予定です。料金は、サーバー側に導入する「Lotus Mobile Connect V6.1」が715,000円(1CPUあたり)、携帯端末側に導入する「Lotus Mobile Connect V6.1 Client」が12,200円(1ユーザーあたり)です(注1)。
有線電話網、携帯電話網、ブロードバンド、ホットスポットなど、外出先から企業内のデータやアプリケーションにアクセスできるネットワーク環境は拡大しています。一方、企業で扱うデータは、社外秘のメールやプレゼンテーション資料、チャットのメッセージなど多様であり、外出先からでも安全にアクセスできることが必須になっています。
本日発表の「Lotus Mobile Connect V6.1」の最大の特長は、スマートフォンに搭載されている代表的な基本ソフト(OS)であるWindows(R) Mobile V5およびSymbianOS v9.1に対応したことです。これにより、稼働するスマートフォンの機種が、従来の1機種から7機種へと拡大しました。
また今回、中堅企業のお客様など、少人数でもご利用し易いように料金体系を改訂しました。従来の「Lotus Mobile Connect」は、サーバー側に導入するソフトウェアの料金が1CPUあたり約900万円で、クライアント数は無制限でした。今回の最新版では、サーバー側に導入するソフトウェアの料金を従来の10分の1以下となる715,000円に設定し、クライアント側で1ユーザーあたり12,200円としました。接続するユーザー数が700人以下の場合は、従来より割安になります。ユーザー数が多いお客様の場合は、複数のCPUを利用されていることが多く、1CPUあたりのユーザー数は700人以下の場合が一般的であるため、ユーザー数が多いお客様においても従来より割安になる見込みです。
「Lotus Mobile Connect V6.1」は、データを暗号化する機能により、モバイル端末と企業のサーバー間を安全に接続するソフトウェアであり、セキュリティの国際標準規格であるISO15408および、米国政府機関のセキュリティ製品調達要件であるFIPS(Federal Information Processing Standard:米連邦政府情報処理規格)140-2」の認定を取得しています。
また、パソコンのみならずスマートフォンやPDAといった携帯端末でも稼働することにより、利用者にとって外出先で利用する端末の選択肢が広がります。
以 上
(注1)「パスポート・アドバンテージ・エクスプレス」(PAX)を適用した場合のライセンス料金です(1年間のバージョンアップ・保守料金を含む。またサーバーは100Value Unitの場合)。
サポートOSは、AIX、Sun Solaris、Linux(R) 。クライアントは、Windows XP,Linux Client、Windows Mobile V5、Symbian OS V9.1などに対応しています。
Lotusは、IBM Corporationの商標。
Windowsは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
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