チッソと新日鉱HDなど3社、太陽光発電用途ポリシリコン製造技術の共同開発新会社を設立
太陽光発電用途ポリシリコン製造技術の共同開発新会社設立について
チッソ株式会社(本社:東京都千代田区大手町、社長:岡田俊一)、新日鉱ホールディングス株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、社長:高萩光紀)及び東邦チタニウム株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎、社長:野上一治)は、2006年9月20日締結の亜鉛還元法による太陽光発電用途ポリシリコン製造技術の実証化に関する基本合意に基づき、実証化新会社の設立に向けて検討を進めてきましたが、今般次のとおり合意に至り、本日合弁契約を締結致しましたのでお知らせいたします。
新会社の概要
(1)商号 日本ソーラーシリコン株式会社
(2)設立予定日 2007年1月31日
(3)所在地 東京都千代田区
(4)資本金 10百万円
(5)出資比率
チッソ 50%
新日鉱ホールディングス 30%
東邦チタニウム 20%
(6)社長 浅見 宗男(現チッソ(株) 研究開発本部 主席企画員)
(7)事業目的 太陽電池用途ポリシリコンの研究および製造販売
(8)従業員数 約50名
今後、新会社は水俣分室(チッソ水俣製造所内)においてポリシリコン製造及びクロロシラン製造技術を、茅ヶ崎分室(東邦チタニウム茅ヶ崎工場内)において亜鉛・塩素回収技術を、戸田分室(新日鉱グループ研究所内)において分析技術をそれぞれ開発し、2008年6月を目途に、太陽光発電用途高純度ポリシリコンの量産化技術の確立を目指します。なお、水俣ではポリシリコン製造パイロットを、茅ヶ崎では電解パイロットを、それぞれ建設し、顧客へのサンプル提供により予備評価も併せて行う予定です。
以上
参考 各社の概要(※添付資料参照)