2006.12.13 紀州の偉人をコンセプトにした楽曲を「MIDEM2007」へ出品

紀州の偉人・笠松左太夫の生き様をコンセプトした楽曲
世界最大の音楽見本市「MIDEM2007」へ出品
 
有限会社サウンドスタッフ（和歌山市鳴神　社長　桂　節）は、2007年1月21日から同月25日までフランスのカンヌで開催される世界最大規模の音楽見本市※「MIDEM2007」へ、江戸時代初期に紀州清水地方で棚田の開発、和紙の復興など“村おこし”に生涯を捧げた※笠松左太夫（かさまつ　さだゆう）の生き様をコンセプトにした楽曲『偉人 左太夫（GREAT SADAYU）』を出品します。
 

※MIDEM（ミデム）・・・	毎年１月にカンヌで開催される国際音楽産業見本市。世界各国の音楽関係者約1万人が集まって開催されるこの見本市には、約100ヵ国から4000社が参加し、音楽ビジネスに関わるあらゆる取引や情報交換が行なわれる。
※笠松左太夫・・・ 　（～1673）	日本棚田百選「蘭島（あらぎじま）」の開発、保田和紙の復興にと私財をも投げ打ち、地元紀州清水の発展に尽力した人物。「ものごと和に心得、知ることも知らざるように心得申すこと第一に」と孫に教示している。

 
『偉人　左太夫（GREAT SADAYU）』　
作　曲　SADAYU
編　曲　近藤　学
読　経（「観音経」「五大願」）SADAYU
台　詞　SADAYU
童　歌　真山みき（キングレコードhttp://www.kingrecords.co.jp/categorylist/enka/index.html）
　　　　　　　　　　 （真山みき　公式ＨＰ http://www.sound-staff.com/miki_room/miki.html）

 
江戸時代初期、旧清水町で大庄屋として活躍した笠松左太夫の人生をコンセプトに、その象徴ともいうべき蘭島の一大事業（棚田開発）にスポットを当てた曲。水や風の自然音、和楽器、読経を織り交ぜ、仏教色が漂う。
物語性のある4分54秒の曲は、3部構成になっている。最初、左太夫が孫に宛てた申送り書の一節が読み上げられ、左太夫を称えた童歌へと続く第１部。曲の大部分を占める第2部は、蘭島の開発過程をドラマチックに演出する。「観音経」は人生の一大事業への決意、激しい雨音は幾多の苦難、「五大願」は遂行への並々ならぬ思いを表現している。第3部は、事業の成就、現代に受け継がれる蘭島への畏敬の念を表した旋律で最高潮に達し、静寂のなか虫の音色で曲はエンディングを迎える。
 
 
サウンドスタッフは和歌山で唯一、楽曲の著作権の管理・登録を行なう音楽出版社です。また楽曲制作も意欲的に行い、音楽イベントや番組制作を通して地元和歌山の発展に力を注いでいます。MIDEMへは過去３度、楽曲を出品し、欧米からは高く評価されています。2005年に出品した『地球聖地 高野山』は、多くの注目を集め、フランスの大手レコード会社、ステレオボックス社とヨーロッパでの販売契約を結びました。MIDEMへ出品する日本他社とは一線を画し、一貫して“和の音色”にこだわる作風は他の追随を許しません。
 

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