NEC、SAN対応ディスクアレイがOracle Database 10g対応の認証取得
NECとオラクルが、Oracle Database 10g対応のH.A.R.D認証を実現
~NECのストレージiStorage S4900がH.A.R.D.認証を取得~
日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:矢野 薫、以下NEC)およびオラクル・コーポレーション(米国カリフォルニア州レッドウッドショアズ、CEO:ラリー・エリソン、以下オラクル社)は、オラクル社の提唱するH.A.R.D. Initiative - Hardware Assisted Resilient Data - (SAN環境におけるオラクルデータベースのための強力なデータ保護機能を提供する包括的なガイドライン)の共同検証を実施し、NEC製SAN対応ディスクアレイ「iStorage(アイストレージ) S4900」が、業界で初めてOracle Database 10g対応の認証を取得いたしました。
SAN環境は、様々なハードウェア/ソフトウェアで階層的に構成されています。データベースのデータがディスクに書き込まれるまでに、OSのドライバ、HBA(Host Bus Adapter)、スイッチ機器、ストレージのコントローラなど多数のコンポーネントを経由します。
オラクルのH.A.R.D. Initiativeは、こうしたコンポーネント間を経由する際、或いは、運用者の操作ミス等により極くまれに生じる可能性があるデータの破壊を予防し、データ高信頼性を確保するために、より優れた手段を提供するオラクルのストレージパートナー向けプログラムです。
NECのデータ保全性を確保するソフトウェア「DataTrusty for Oracle」は、オラクルデータベース制御とiStorage Sシリーズとの間でチェックを実施し、伝送レベルのデータチェックだけでなく、オラクルデータベースの構造を識別した高いレベルの論理的チェックを行い、データ破壊を防止する高信頼性を実現します。
このたびは、Oracle Database 10g、iStorage S4900およびDataTrusty for Oracleの組み合わせで、H.A.R.D. Initiativeの要求するデータ保護の有効性を両社で検証し、認証を実現いたしました。
NECとオラクル社は、2005年9月にStrategic Technology Allianceを表明以来、緊密な連携を続けております。NECでは昨年7月にお客様に「柔軟」「安心」「快適」なシステムを提供するためのプラットフォームビジョン「REAL IT PLATFORM」を発表しており、このたびの成果を本ビジョン実現に活かしてまいります。
今後、両社は協力関係を強化し、さらなる製品連携、共同検証、プロモーションおよび販売活動を強化していくことで、プラットフォーム強化、SI力強化を図ってまいります。
以上
*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。
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NEC ITプラットフォーム販売推進本部
プラットフォームコンタクトセンター iStorageサポートグループ
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