大日本印刷など、紙製フォトケースを媒体とした新しい広告事業を開始
DNPプリントラッシュ 持ち帰り用のフォトケースを使った新しい広告事業を開始
アスカネットのキャンペーンの広告ツールとして採用が決定
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円、以下:DNP)は、DNPの100%子会社の株式会社DNPプリントラッシュ(本社:東京 社長:川端和博 資本金:3億円)と共同で、プリントした写真を入れる紙製のフォトケースを媒体とした、新しい広告事業を2007年3月30日より開始します。
今事業は、既に全国に900台が設置されている、セルフ型プリントシステム『PrintRush(プリントラッシュ)※1』に、フォトケース配布用のケースを取り付け、生活者に無料で配布するフォトケースを広告媒体として活用するものです。株式会社アスカネット(本社:広島 社長:福田幸雄 資本金:4.9億円)は、インターネットでのオリジナルアルバム注文サービスである「マイブック」の販促キャンペーン※2の広告ツールとして採用し、3月30日から全国のプリントラッシュで配布します。
◆「マイブック」の販促キャンペーンが掲載されたフォトケース(イメージ)
(※ 関連資料を参照してください。)
【背景】
デジタルカメラやカメラ付き携帯電話等の急速な普及により、個人が保有するデジタル写真データも急速に増加する中、その場で手軽に写真をプリントできるセルフ型プリント機が家電量販店や大手DPEチェーン店を中心に普及が進んでいます。こうした中DNPは、プリントラッシュならびにプリントラッシュで使用するサプライ品の販売を行う株式会社DNPプリントラッシュを2005年に設立し、写真プリントサービスを提供しています。
今回、DNPの独自調査の結果、今までプリントラッシュで配布しているフィルム製の写真袋は、プリントした写真を入れて持ち帰る目的だけでなく、プリントした写真を友人・知人等に配布する目的としても利用されていることがわかりました。このことから、DNPは、広く頒布された写真袋が、広告媒体としての利用価値があることに着目し、広告入りフォトケースとしてサービスを開始することとしました。
【特長】
プリントラッシュが設置されている、全国での広告展開ができます。また、東北・北海道エリア、関東甲信越エリア、東海・近畿・北陸エリア、中国・四国・九州エリアの4つのエリア別に広告展開することもできます。
フォトケースは、紙製でフルカラーの広告の印刷が行えます。見開き型で、プリントした写真を中に挟み込める構造になっています。
フォトケースは、プリントラッシュに取り付けてある専用ケースに置かれており、写真をプリントした生活者は自由に入手することができます。
プリントラッシュを利用したお客様を起点としているため、写真プリントを通じた新しい広告・宣伝のマーケティングツールとして、活用することができます。
【売上目標】
DNPは、フォトケースを媒体とした広告事業で、2007年度に1億円の売上を見込んでいます。
※1 プリントラッシュとは、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話等で撮影した写真データを高速・高画質でプリントできるセルフ型デジタルプリントシステムです。設置店舗は、株式会社DNPプリントラッシュのホームページで紹介しています。
※2 マイブックとは、デジタルカメラ写真をマイブック製作専用ソフト(MyBookEditor3.0)を使用して、誰でも簡単・リーズナブルに1冊から「写真集」を作ることが出来るサービスです。今回、マイブック注文時にフォトケースに記載されている専用のクーポンを入力すると、もれなくアルバム1冊が、20%OFFになるキャンペーンの告知が掲載されています。