キリン、紙パック焼酎「麒麟本格焼酎 タルチョ麦」と「麒麟本格焼酎 タルチョ芋」を発売
~家庭用市場の拡大を目指し、新しい紙パック本格焼酎を提案!焼酎市場の活性化と事業強化を図る~
「麒麟本格焼酎 タルチョ麦」「麒麟本格焼酎 タルチョ芋」を新発売
キリンビール株式会社(社長 加藤壹康)は、樽貯蔵焼酎※1を使用した新商品「麒麟本格焼酎 タルチョ麦」「麒麟本格焼酎 タルチョ芋」の2品種を5月30日より全国で発売します。「麒麟本格焼酎 タルチョ麦」「麒麟本格焼酎 タルチョ芋」は、本格焼酎の家庭用市場に向けた新たな提案として発売する商品で、カジュアル感と本格感・品質感をあわせ持った新しい紙パック本格焼酎です。麦と芋の2品種を500ml、1000ml紙パックで展開します。
※1 樽で熟成させた焼酎のこと。樽由来の香りや丸み、黄褐色などの特徴がある。
焼酎市場は近年急速に拡大し、酒類カテゴリーの中ではビール・発泡酒・新ジャンル計に次ぐカテゴリーとなっていますが、これまで2桁増で拡大してきた乙類焼酎計も、2006年は対前年3%増程度と安定的になってきています。当社の調査からは、飲食店での焼酎飲用者が約75%に対して家庭での飲用者は約50%であり、「家では他のお酒が飲みたい」「焼酎を買っても飲みきれない」といったお客様の声があることが分かっています。そこで、もっと家庭でも本格焼酎を楽しんでいただくために、カジュアル感と本格感・品質感をあわせ持った新しい本格焼酎を提案し、20代から30代を中心に家庭での飲用拡大を目指します。
「麒麟本格焼酎 タルチョ麦」「麒麟本格焼酎 タルチョ芋」は、これまでの焼酎にはないユニークなキューブ型オリジナル紙パックを採用しています。木樽を思わせる木目調テクスチャを施すとともに、素材のイメージを家紋に見立てることで、品質感とカジュアル感をあわせ持ったデザインに仕上げました。また、環境の配慮からパッケージに施される透明外装フィルムを無くしました。中味は、樽貯蔵焼酎を使用する※2ことで、まろやかで飲みやすい香りと味わいを実現しています。30年以上にわたるキリンのウイスキー製造技術をいかし、貯蔵には北米産ホワイトオーク材の内面をしっかりと焼き焦がしたヘビーチャードバレル樽※3を使用することで、まろやかな香りと味わいを実現しました。さらに、仕上げには富士の伏流水を使用することで、素材本来の香りと味わいを引き出し、柔らかい口当たりに仕上げています。
※2 約60%の比率で樽貯蔵焼酎を使用。
※3 樽の内面を深く焼き焦がした(ヘビーチャード)樽のこと。また、バレルとは別名バーボン樽のことで、樽の容量が180Lと小さいサイズの樽をいう。
当社は2002年に、すっきりとした飲み口が特長の洗練されたスタイリッシュな本格焼酎「麒麟麦焼酎ピュアブルー」を発売し、焼酎事業に参入しました。2006年には業務用市場向けの本格焼酎として「麒麟 かおり麦」「麒麟 まろやか芋」を展開しています。今回、20代から30代を中心に家庭でも本格焼酎を楽しんでいただける商品として「麒麟本格焼酎 タルチョ麦」「麒麟本格焼酎 タルチョ芋」を発売し、焼酎の魅力を広げる提案を行います。さらに、7月にはメルシャン社からの焼酎事業移管によりラインアップを一層強化し、常にお客様に焼酎の新しいスタイルや楽しみ方を提案することで、さらなる支持獲得を目指します。
キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。
●「麒麟本格焼酎 タルチョ麦」商品概要
●「麒麟本格焼酎 タルチョ芋」商品概要
(※ 関連資料を参照してください。)