IDC Japan、国内のソリューション/マネージドサービス市場規模予測を発表
国内通信事業者のソリューション/マネージドサービス市場規模および予測を発表
・2006年末における、国内通信事業者が提供するソリューション/マネージドサービス市場規模は、前年比13.8%増の6,166億円
・2006年~2011年の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)15.8%で拡大し、2011年末時点では1兆2,749億円に達する見込み
・主要カテゴリでは、セキュリティサービスの伸びが最も高く、同予測期間のCAGRは25.7%
IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1-13-5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、2006年における国内通信事業者のソリューション/マネージドサービス市場規模および2007年~2011年までの市場規模予測を発表しました。これによると、主要サービスごとの市場規模は、それぞれ、iDC(インターネットデータセンター)が2,637億円、セキュリティ関連サービスが1,875億円、ネットワークサービスに直接付随して提供される各種ソリューション/マネージドサービスは1,604億円でした。2006年~2011年の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)はそれぞれ、12.2%、25.7%、6.2%とIDCでは予測しています。
国内通信事業者は、ますます高度化・複雑化する通信ネットワークを万全に運用し、高度なセキュリティ機能の提供を行うことが求められています。また、内部統制や事業継続性ガイドラインなどへ対応の必要性から、企業からのソリューション/マネージドサービスへのニーズは、今後一層増大します。ITベンダーやSI事業者等の競合との差別化を図ることができれば、同サービスは、将来にわたって国内通信事業者を支える有望分野になりうるとIDCは考えています。
「ネットワーク運用管理の効率化、LAN/WANの一括管理、日本版SOX法への対応に関するユーザーニーズが高まっている。ITベンダーやSI事業者等の競合に対抗するために、サービス提供のスピードと品質を強化することが差別化の鍵である」と、IDC Japanのコミュニケーションズ マーケットアナリストである川上 晶子は述べています。
今回の発表はIDCが発行したレポート「国内通信事業者のソリューション/マネージドサービス市場 2006年の分析と2007年~2011年の予測」(関連リンク参照)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内主要通信事業者に対するインタビューおよびユーザーサーベイなどを通じ、国内通信事業者のソリューション/マネージドサービスにおける2006年の実績や問題点の提示、今後の見通し、戦略や方向性について明らかにしています。
(※レポートの詳細については IDC Japan へお問合せ下さい。)
【レポート概要】
国内通信事業者のソリューション/マネージドサービス市場 2006年の分析と2007年~2011年の予測
http://www.idcjapan.co.jp/Report/C_Managed_Services/j7030102.html
<参考資料>
国内通信事業者のカテゴリ別ソリューション/マネージドサービス市場規模予測、2006年~20011年
(* 関連資料 参照)
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