出光興産、静岡県御前崎市の「有機EL材料生産工場」を稼動
静岡県御前崎市の「有機EL材料生産工場」で生産を開始します
当社(本社:東京都千代田区、社長:天坊 昭彦)が、2006年2月から静岡県御前崎市に建設を進めてきた有機EL材料の生産工場は、2007年4月19日から生産を開始します。
新工場は、総工費15億円、延べ床面積1,800m2、年間の生産能力は約2tです。
当社は、蛍光発光技術を用いた有機EL材料の開発・商品化を進め、世界トップシェアである青色発光材料をはじめとする有機EL材料(商品名「idel(R)※」)を全世界のディスプレイメーカーに供給しています。
これまで、生産は国内の化学会社など外部に委託していましたが、有機ELディスプレイ市場の拡大に備え、材料の安定供給を果たすため、自社工場の運転もあわせて開始します。
※「idel(R)」:アイデル。出光と有機ELの造語。
【 新工場の概要 】
新工場名称:出光興産株式会社 御前崎製造所
建設地:静岡県御前崎市合戸
製造内容:有機EL材料の合成、精製
従業員:7名
建物構造:3階建て(プラント室、精製室、混合室他)
なお、生産開始にあたり、同日4月19日に、下記のとおり竣工式を開催します。
【 竣工式の概要 】
日 時:4月19日(木)午前11時~12時
出席者:御前崎市 石原 茂雄市長、需要家各位、当社代表取締役社長 天坊 昭彦、常務取締役 大宮 秀一 他
式次第:(1)電子材料部長 岡田 志郎挨拶
(2)当社代表取締役社長 天坊 昭彦による有機EL材料の合成攪拌機起動
(3)施設見学会