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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'10.07.Mon
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2007'04.10.Tue

日本IBMとエス・アンド・アイ、高集積仮想化ソリューションの導入サービスを開始

高集積な仮想化を実現する
通信事業者向けソリューションの提供を開始


 エス・アンド・アイ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松本充司、以下 エス・アンド・アイ)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大歳卓麻、NYSE:IBM、以下 日本IBM)は、Linux(R)環境における米国SWsoft社の仮想化サーバーソフトウェア「Virtuozzo(バーチュオッゾ)」とIBMのPCサーバー「IBM(R) System x(TM)」およびブレード・サーバー「IBM BladeCenter(R)」を組み合わせた高集積仮想化ソリューションの導入サービスを共同で、本日より開始します。提供価格は、120万円(税込、最小構成価格)からです。

 昨今、分散した複数のサーバーを統合して、その統合したシステムを効率的に管理し、コストを削減するだけでなく、発熱や消費電力などを含めた全体最適が求められてきています。特に、データセンターにおけるシステムの高集積化に伴うサーバー資源の管理、サーバー発熱量や電力消費量の増加への対策が急務となっています。今回発表のソリューションはこれらの要望に応えるもので、特にホスティングサービスなどを提供する通信事業者に最適です。

 「Virtuozzo」は世界中のサービスプロバイダ、ホスティング事業者やデータセンターなどで多く採用された実績を持つ、サーバー仮想化のためのソフトウェアです。「Virtuozzo」は、オープンソースのOS仮想化ソフトウェア「OpenVZ」がベースとなっており、1台の物理サーバーの上に数十から数百の論理サーバーを稼働させる、先進的かつ高集積な仮想化を実現します。さらにサーバー管理ツール「Plesk(プレスク)」を採用することにより、仮想化環境におけるサーバーの設定・管理を、管理者およびユーザーがグラフィカル・ユーザー・インターフェイス(GUI)ベースにて容易に行えます。

 また、「IBM BladeCenter」は、サーバー機能の高集積による省スペースを実現したブレード・サーバーです。これらの製品を組み合わせ、より集積度の高い仮想化環境を構築します。高集積な仮想化環境の実現に加え、IBMの熱・電力消費対策ソリューション「Cool Blue(TM)」の利用で、システム全体のTCO(Total Cost of Ownership)の削減が可能になり、データセンターにおけるさまざまな問題を解決するソリューションとして効果を発揮します。

 本日発表の高集積仮想化サービスの特長は、下記のとおりです。

●「Virtuozzo」の導入により、少ない物理サーバーで数多くの仮想サーバーを利用することができ、低コストで高集積なシステム構築が可能に。
●「Virtuozzo」のOS仮想化技術により、個々の仮想空間が完全に独立した仮想サーバーを実現。高いセキュリティの確保や障害発生時のシステムやデータの継続性を保持。
●「Plesk」のグラフィカル・ユーザー・インターフェイス(GUI)を利用した直観的かつ判りやすいサーバー管理を提供。
●「IBM BladeCenter」の高集積性、ならびにサーバーの熱・電力消費対策ソリューション「Cool Blue」の利用で、環境負荷の低い高集積システムの構築が可能に。またシステムの運用・管理コストの削減にも貢献。

 エス・アンド・アイは、「IBM System x バリューパートナー」として、IBMのPCサーバーならびにブレード・サーバーに関するサービスを高い技術レベルでお客様に提供します。また、エス・アンド・アイは、SWsoftの「VARパートナー」であり、日本国内においてIBM BladeCenterとVirtuozzo/Pleskを組み合わせたシステム構築の実績を持つ、唯一のシステムインテグレーターです。

 日本IBMは、当ソリューション構築サービスに関するエス・アンド・アイへのサポートを、IBMオープンソース戦略における仮想化を推進するビジネス・パートナー向けの支援策の一環として実施します。今回の発表に合わせ、日本IBM 箱崎事業所内「OSS(Open Source Software)&Linuxコンピテンシーセンター」に、当ソリューションの検証等のための環境を追加します。「IBM BladeCenter」上でのVirtuozzoのテスト環境をお客様ならびにエス・アンド・アイへ提供するほか、日本IBMのOSS推進チームからエス・アンド・アイへ、当ソリューション向け推奨構成での導入や利用に関する技術サポートを提供します。


以上

*IBM、System x、BladeCenter、Cool Blueは、IBM Corporationの商標です。
*Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
*その他、本リリースに記載される企業名および製品名は、各社の商標または登録商標です。


<高集積仮想化ソリューション構成例>
・IBM System x 3550×1台
 (デュアルコアXeon 5110 1.6GHz × 2基、メモリ4GB、ハードディスク250GB)
・RedHat Linux ES4
・SWsoft Virtuozzo(40 VPS)
・SWsoft Plesk 
・ハードウェア/ソフトウェア保守一式(24時間×週7日)
・基本導入サービス一式

※上記は高集積仮想化ソリューションを初めて使うお客様向けのエントリー構成です。上記一式を120万円(税込)から提供します。
※上記価格にはハードウェアおよび各種ソフトウェアの3年間の保守・サポート料金が含まれます。また、基本導入サービスには、個別の設計やカスタマイズ、現地での設置、トレーニングなどが含まれておりません。サービス内容およびご要望につきましては、エス・アンド・アイのコンバージド・プラットフォーム事業部までお問い合せください。
※詳細は、 http://sandi.jp/virtuozzo をご覧ください。


<エス・アンド・アイ株式会社について>
 エス・アンド・アイは、先進のサーバー・ネットワークの統合/仮想化、IPテレフォニー、各種ミドルウェア・アプリケーションの開発をはじめとする、さまざまな技術を複合させたITインフラの導入・検討から、ファシリティやネットワークの設計・構築・運用に至るまで、コンサルティングを含めた総合的なソリューションの提供を行っております。

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