アサヒコーポレーションと出光テクノファイン、学童向けナノテク抗菌・防かびシューズを発売
アサヒコーポレーション・出光テクノファイン共同開発
従来の約15倍の菌種に対して機能を発揮
学童向けナノテク抗菌・防かびシューズを発売
~お子様の足元を永続的に抗菌・防かびで保護~
2007年4月上旬全国発売
ゴム履物・革靴の製造、販売を手がける株式会社アサヒコーポレーション(本社:福岡県久留米市、代表取締役社長 安部 善博)と、機能素材開発メーカーである出光テクノファイン株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 市原 博雄)は、従来の約15倍の菌種に対して機能を発揮する小中学生向け上履き「ドライ スクール 011」〈希望小売価格:2,300円(税別)〉を共同開発し、アサヒコーポレーションより全国の量販店、一般靴小売店をはじめ学校指定商品として2007年4月上旬から発売します。
今回発売の「ドライ スクール 011」は、出光テクノファインのナノテク技術を使用し、靴では初めてアッパーと靴底に、抗菌・防かび加工された靴です。毎日こまめに洗うことができなかった小中学生向け上履きに、従来の約15倍の菌種に対して機能を発揮する抗菌・防かび剤を採用し、頻繁に洗う手間を省くことを可能にしました。
従来靴に配合されていた有機系の抗菌剤は、汗や油に溶けやすく、皮膚に移行してアレルギー性皮膚炎を起こしやすいという難点があり、昨今皮膚の弱い子供が増加している学童向けの靴には不向きでした。また、銀系ゼオライト等の無機系抗菌剤は安全性の面では有機系よりは高いが、効果が弱いという点で難点がありました。しかし、当製品に採用した出光テクノファインの有機・無機複合系の抗菌・防かび剤「コーキンマスター」は両方の抗菌剤の問題点を一気に解決した抗菌・防かび素材です。
さらに「コーキンマスター」は非水溶で、他の物質との反応性も低く、酸やアルカリにも強いので、長期間に渡って効果が持続します。洗濯を50回した後でも、抗菌・防かびの効果は持続し続けるので、靴を洗って機能性が低下する心配は不要です。
開発の過程では、従来難しいとされていたナノパウダーの均一分散技術を用い、各パーツごとの最適な加工条件を研究することで、靴全体の抗菌加工が可能になりました。
近年女性のみならず男性の間でも清潔志向が一層高まり、日本石鹸工業会が2005年に行った調査では、20代から40代までの主婦の約8割が「菌をとても気にする」「やや気にする」と回答しました。様々な菌にまつわる社会環境を背景に、主婦の菌に対する意識の高さが調査の結果として表れています。
菌に対する不安感や意識の高まりを背景に、アサヒコーポレーションでは足の健康と靴の中のより快適な環境を実現するため、抗菌・防かび・防藻剤「コーキンマスター」を靴業界でいち早く採用いたしました。
アサヒコーポレーションでは、小中学生向け上履き「ドライ スクール 011」への採用をはじめ、2007年7月には、職域用長靴「エアクール200II」(フル抗菌)、2008年2月には紳士用革靴(フル抗菌)に加え、一部女性向けシューズへ「コーキンマスター」の採用を予定しています。優れた機能を持つ抗菌・防かび剤をいち早く靴業界で導入することにより、「健康」・「環境」・「快適」の当社のキーワードを、より一層お客様に実感していただける様靴作りを行います。
< 株式会社 アサヒコーポレーション 会社概要>
◆創 業:1892年
◆資本金:8億4,000万円
◆従業員:1,130名(2007年3月現在)
◆売上高:250億円(2006年12月期)
◆所在地:本社:〒830-8629 福岡県久留米市洗町一番地
◆事業内容:ゴム履物・革靴の製造、販売
< 出光テクノファイン株式会社 会社概要>
◆設 立:2000年
◆資本金:1億円
◆従業員:34名(2007年3月現在)
◆売上高:25億円(2006年3月期)
◆所在地:本社:〒130-0015 東京都墨田区横網一丁目6番1号
◆事業内容:天然有機微粉末、合成皮革、繊維製品、塗料及び粉砕加工機器の製造、販売、輸出入
●読者からのお問合せ
アサヒコーポレーション コールセンター
TEL:0120-48-1192 ※10:00~17:00(土日祝除く)
http://www.asahi-shoes.co.jp/
(※ 詳細は添付資料を参照してください。)