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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'10.02.Wed
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2007'04.12.Thu

フジノン、イスラエルのギブンイメージングと次世代内視鏡システム開発などで業務提携

次世代内視鏡システムで世界をリードするフジノンと
カプセル内視鏡のギブン イメージングが業務提携


 富士フイルムグループのフジノン株式会社(社長:樋口 武、以下フジノン)は、ギブン イメージング(Given Imaging Ltd.、本社:イスラエル、社長兼CEO:Homi Shamir、以下ギブン社)と、本年3月、カプセル内視鏡の販売・部品供給、および次世代内視鏡システムの研究開発において、戦略的提携契約を締結いたしました。本提携は、独自技術を搭載したダブルバルーン内視鏡システムなど特長ある新製品を次々と開発し送り出すフジノンと、カプセル内視鏡を世界で初めて導入したトップメーカーであるギブン社が連携し補完し合うことで、消化器内視鏡分野における競争力を一層強固なものにすると共に、次世代に向けた技術面におけるリーディングポジションを更に強化していくことを目指すものです。

 フジノンが2004年に開発したダブルバルーン内視鏡システムは、既に世界40ヶ国、500を超える病院に導入されており、またギブン社の展開するカプセル内視鏡は、これまでに世界60ヶ国以上で500,000個を超える製品が販売されております。カプセル内視鏡やダブルバルーン内視鏡システムの登場で、それまでは暗黒の臓器とも呼ばれてきた小腸領域の低侵襲な検査や処置が可能となりました。臨床現場では、検査に有効なカプセル内視鏡と処置に威力を発揮するダブルバルーン内視鏡システムを組み合わせて使用する臨床及び研究が盛んに行われ、大きな成果が出てきております。

 今回の戦略的提携契約にて、販売においては、フジノンがギブン社のカプセル内視鏡用ワークステーション(製品名:RAPID)、データレコーダー及び、カプセル(製品名:PillCam SB、PillCam Agile Patency)の販売権(非独占)を取得。フジノンは、まずは第一ステップとして、両社で協議し、決定する国や地域から販売を開始します。そしてさらに次のステップでは、全世界の、より多くのエリアで、販売におけるコラボレーションを拡大していくために、両社での協議を進めていきます。フジノンは、カプセル内視鏡を製品ポートフォリオに付加することで、より強力なカスタマーソリューションを提供し、ダブルバルーン内視鏡システムとの相乗効果により、ワールドワイドでの販売拡大を図ります。

 部品供給では、高画質・高機能化など、ギブン社のカプセル内視鏡の一層の高性能化に貢献していきます。まず、手始めとして、フジノンよりギブン社へ、カプセル内視鏡用高性能レンズユニットの供給を行うことを計画しております。
 また、研究開発においては、フジノンの高度な光学技術とギブン社のカプセル内視鏡における医療用画像解析技術や豊富なノウハウを融合させていくことで、消化器分野における次世代内視鏡システムの共同開発を推進します。両社で緊密なコラボレーションを進め、またその領域を拡大していくことで、消化器系疾病に対する、より効果的で、低侵襲な治療方法を提供し、医療の発展に貢献してまいります。


○フジノンについて
 フジノンは、富士フイルムグループの総合光学機器メーカーとして発展を続けています。伝統の光学技術を駆使し、高性能・高画質化に対応した数々の製品を開発、全世界に向けて供給しています。放送分野ではいち早くハイビジョン化に対応したレンズを開発、世界最高101倍ズームレンズをはじめとする豊富なラインナップでワールドワイドで50%を超えるマーケットシェアを誇っています。普及の進むカメラ付き携帯電話用レンズユニットでは、非球面レンズを駆使した高画質・小型レンズユニットで、世界をリードしています。
 内視鏡分野では、小腸全域の検査・処置を可能としたダブルバルーン内視鏡システムや、内視鏡画像診断支援機能FICE、鼻から挿入して苦痛の少ない検査として日本やアジア地域で普及の進む経鼻内視鏡など、画期的な製品を次々に開発し、事業の拡大を推進しています。
 フジノンの内視鏡事業は、毎年2桁の成長を続けており、今後も消化器内視鏡分野でいっそうの拡大成長を目指しております。

○ギブン社について
 ギブン社は、消化器の検査診断に革新的であり、患者にやさしい製品を製造開発し、市場に送り出しています。基盤となるテクノロジーはPillCam技術であり、カプセル内視鏡に象徴されます。カプセル内視鏡は、ディスポ-ザブルの小型ビデオカメラを内蔵しており、患者の体内を通りながらデータレコーダーとRAPIDソフトウェアによって記録されていきます。
 ギブン社は、小腸用のPillCam SB、食道用のPillCam ESO、消化管内で自由な動きのできるPillCam Agile Patencyの3種類のカプセル内視鏡を製品化しており、アメリカを中心に、世界60ヶ国以上で販売を行っております。また、大腸用のPillCam COLONは欧州での認可を得て臨床が行われています。さらに胃の検査用カプセルを現在開発中です。
 本社機能と研究開発拠点をイスラエルに置き、アメリカ、ドイツ、フランスに営業拠点を持ち、日本、スペイン、オーストラリアにも活動を展開しています。

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