オンワード樫山、会社分割による純粋持株会社体制へ移行
会社分割による純粋持株会社体制への移行に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、平成19年9月1日付で当社のアパレル事業部門と商事事業部門を、会社分割により当社の100%子会社であるオンワード樫山分割準備株式会社(平成19年9月1日付で「株式会社オンワード樫山」に商号変更予定)、およびオーク株式会社(平成19年9月1日付で「オンワード商事株式会社」に商号変更予定)に承継させることを決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。これにより当社は純粋持株会社に移行いたしますが、平成19年9月1日付で商号を「株式会社オンワードホールディングス」に変更し、引き続き上場会社となる予定です。
なお、上記アパレル事業部門の分割および当社の商号変更については、平成19年5月24日開催予定の定時株主総会において承認されることを条件としております。
記
1.会社分割の目的
持株会社体制へ移行することにより、監督機能と執行機能の分離を行い、ガバナンス体制を強化するとともに、各事業会社の責任と権限を明確にし、戦略的意思決定の迅速化を図り、スピード感のある経営と機動的な業務執行を効率的に行うことを目的としております。
また、各事業会社のグループ内の再編を円滑に進めるなど共通機能の効率化や、経営資源の最適配分による経営効率の更なる向上、各事業領域におけるビジネスの拡大により、グループとしての競争力強化と成長促進を図り、企業価値の最大化を目指してまいります。
今後、小売業界の再編が続くことが予想される中で、アパレル業界も競争力を更に高めていくことが要求されています。既存ブランドの強化や新ブランドの開発による成長だけでなく、国内外の魅力あるブランドを買収する等により、ブランド・ポートフォリオを構築し、オンワードグループとしての成長戦略を推進していくことが重要であります。
持株会社体制は、それを実現するために最適と考えております。
※以下の項目は添付資料をご参照下さい。
2.会社分割の要旨
3.分割当事会社の概要
4.会社分割部門の内容
5.分割後の当社の状況