損保ジャパン、中国での物流業品質向上で業界団体「聯合会」と業務提携
中国物流購買聯合会(れんごうかい)との業務提携
- 中国物流業の品質向上に貢献 -
株式会社損害保険ジャパン(以下「損保ジャパン」、社長:佐藤 正敏)と損保ジャパンの中国現地法人「日本財産保険(中国)有限公司」(以下「損保ジャパン中国」)は、中国最大の物流業界団体である中国物流購買聯合会(以下「聯合会」、概要は別紙参照)と、本日提携しました。
1.提携の背景
中国における物流リスクは、トラックの整備不良による交通事故や、荷扱いの悪さによる貨物への損傷であると言われています。中国進出の日系企業は、これら物流リスクを回避するため、優良な運送業者に貨物輸送を委託することを望んでいます。
損保ジャパンおよび損保ジャパン中国では、中国進出の日系企業向け「物流リスクコンサルティングサービス」の新メニューの1つとして、中国の運送業者を客観的に評価する「運送業者診断サービス」の研究・開発を進めてきました。両社は、聯合会会員の物流専門家(学者・実務家)などが持つノウハウや、聯合会会員企業のファシリティーなどを活用することで、高品質で総合的な「物流リスクコンサルティングサービス」が実現すると判断し、聯合会と業務提携することとしました。
一方、聯合会は、損保ジャパンおよび損保ジャパン中国が持つ損保に関する物流リスク軽減のためのさまざまなノウハウを活用することで、聯合会会員に対する物流サービスの向上が図れます。
2.提携の概要
(1)損保ジャパンおよび損保ジャパン中国は、聯合会がノウハウを持つ運送業者調査方法を活用した中国固有の実情に基づく「運送業者診断サービス」を、中国に進出する日系企業のお客様に提供します。
(2)聯合会は、損保ジャパン中国の「物流リスクコンサルティングサービス」を会員に提供します。
3.今後の展開
損保ジャパングループでは、「運送業者診断サービス」により中国運送業の情報を収集・分析、改善指導をすることで、中国における物流業の品質向上に貢献していきます。
今後も中国における物流業の発展を支援し、聯合会との提携を最大限に活かしながら、物流リスク軽減に関するさまざまな企画・研究・開発を推進していきます。これにより、中国に進出する日系企業を中心とした顧客のニーズに合致し、現地物流事情に応じた、優れた物流リスクコンサルティングサービスを提供してまいります。
以上