サン、テレコム市場向け「Netra X4200 M2サーバ」を発表
サン、最新のAMD Opteronプロセッサを搭載したテレコム市場向け新製品
「Netra X4200 M2サーバ」を発表
- 通信事業者の高い要求に応える
キャリアグレードx64サーバの耐久性に新基準を提供 -
サン・マイクロシステムズ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:末次 朝彦、以下サン)は、テレコム市場向け「Netra(TM)」サーバ製品群の新製品として、最新のAMD Opteron(TM)プロセッサを搭載した「Netra X4200 M2サーバ」の発売を本日より開始します。価格は159万5,000円(税別)からで、出荷開始は本年5月下旬を予定しています。
サンのNetraファミリは、通信事業者の局舎環境での使用を考慮し、ACならびにDC電源の選択肢を提供するとともに、Telcordia Technologies NEBS Level3の認定取得、ETSI仕様への準拠、さらにオプションとしてさまざまな種類のラックへの対応を実現するなど、極めて信頼性の高いパッケージングを採用したサーバ製品群です。サンのNetraファミリはそうした信頼性に加え、その卓越したパフォーマンスと拡張性が評価され、これまで世界中の多くの通信事業者によって採用され、電気通信事業のインフラを支えてきました。
本日発表の「Netra X4200 M2サーバ」は、ラックマウント形状のNetraサーバとして初めて演算性能とエネルギー効率に優れた64ビット対応の最新x86プロセッサ「AMD Opteronプロセッサ」を搭載し、Solaris(TM) 10オペレーティングシステムをはじめ、Linux、Microsoft Windows Serverといったオペレーティングシステムの選択肢を提供するものです。「Netra X4200 M2サーバ」により、高度な演算能力を必要とするアプリケーションや、既存のx86アプリケーション資産、将来の64ビットx86アプリケーションを、それぞれの環境や要件に応じたオペレーティングシステムを使用して、堅牢で信頼性の高いオペレーションが求められる通信インフラ上で利用することが可能になります。
■ 「Netra X4200 M2サーバ」の特徴
「Netra X4200 M2サーバ」は、演算性能とエネルギー効率に優れた最新のAMD Opteronモデル2000シリーズプロセッサを搭載する汎用のラックマウント型サーバ「Sun Fire(TM) X4200 M2」サーバをベースに、通信事業者向けに最適化されたサーバです。「Netra X4200 M2サーバ」は、エネルギー効率に優れる最新のAMD Opteronモデル2214 HEプロセッサを最大2個、メモリは32Gバイトまで搭載可能です。また、標準で4つのギガビット・イーサネットを備え、さらに拡張用に3つのPCI-Xスロットと1つのPCI Expressスロットがあります。
「Netra X4200 M2サーバ」は、奥行きが約52cm未満と非常にコンパクトな設計になっており、従来の通信装置の設置に使用されていた比較的奥行きの浅い(60cm程度)標準的な通信事業者用ラックに適合するよう設計されています。一般的なAC電源はもとよりDC電源対応品も選択可能で、さらに、トラディショナルな通信設備でシステムの異常を外部に通知する仕組みとして利用されてきた「アラーム」機能をソフトウェアおよびハードウェアの両レベルで提供しています。
なお、製品についての詳細は下記UR:を併せてご参照ください。
http://jp.sun.com/servers/nebs/netrax4200/
●Sun、Sun Microsystems、サンのロゴマーク、Netra、Solaris、Sun Fireは、米国Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。●AMD、AMD Arrowロゴ、AMD Opteron、ならびにその組み合わせはAdvanced Micro Devices, Inc.の商標です。●その他の記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■本件に関する一般のお客様よりのお問い合わせ先:
サン・マイクロシステムズ株式会社
Sun Center(サンセンター)
TEL: 03-5717-5033
(平日 9:00-11:45、13:00-17:00)