プロロジス、マルチテナント型大型物流施設「プロロジスパーク市川I」の計画概要を発表
プロロジス、「プロロジスパーク市川I」の起工日を決定
-首都圏最大の複数企業向けプロロジスパーク-
好立地とスケールメリットを生かし、次世代の企業物流をサポートする先進のサステイナブル物流センター
物流施設専門の不動産開発会社プロロジス(日本本社:東京都港区東新橋)は、この度、千葉県市川市塩浜に計画中であったマルチテナント型(複数企業向け)大型物流施設「プロロジスパーク市川I(ワン)」の起工式を2007年6月27日に行うことを決定した。当施設の竣工は、2008年11月末を予定しており、稼動に向けて利用企業の募集を開始する。
◆「プロロジスパーク市川I」について
プロロジスにとって首都圏最大規模の開発となる「プロロジスパーク市川I」は、敷地面積65,965平方メートル、延床面積約149,773平方メートルの地上5階建て、各階へコンテナトラックが直接乗り入れ可能なランプウェイを2基(上り用・下り用)備えるマルチテナント型大型物流施設として、また、人とモノそして環境に優しい、新しい時代の戦略物流を実現するサステイナブルな総合物流センターとして、プロロジスが世界そして日本で学び培った、好立地とスケールメリットを活かす最新の物流施設開発ノウハウが導入される。
その主な施設計画として、1階から5階の各階の建物内中央を南北に通る屋内型大型車路を設けることで、施設を大きく2棟に分割し、その中央車路の両側東西に倉庫スペースを設置する。各階の東側倉庫スペースは、40フィートコンテナトラックが25台接車できる高床式トラックバースを含め、約15,000平方メートルのスペースを確保し、西側倉庫スペースは、18台分の高床式トラックバースを含め、約8,900平方メートルのスペースを確保する。これら倉庫スペースは利用企業のニーズに合わせ2,500~3,000坪(約8,000~10,000平方メートル)程度から分割提供できるよう設定する。なお、オフィス部分を含む東西のスペースを合計した1フロアの面積は約25,000平方メートルとなり、国内のプロロジスパーク中最大の広さとなる。
建築構造には、最新の免震プレキャスト・プレストレスト構造を採用し、大地震発生の際も施設内で働く従業員の安全を確保し、荷崩れを防ぎ、保管物を保護すると同時に、柱梁サイズの縮小化による倉庫スペースの有効活用も可能とする。駐車スペースは、1階に60台分のトラック待機場と普通車225台分の駐車場を確保する予定となっている。
また、各階には、最新のITインフラ設備を持つオフィススペース、1階には24時間体制で稼働する中央管理センターを設けるなど高いセキュリティ機能を装備する。さらに、モダンな空間デザインを取り入れ、最上階には休憩スペースや海が望めるレストラン、コンビニエンスストアなどアメニティ施設も併設することで、従業員の方々へより働きやすい環境を提供し、人材の確保も促進するなど、次世代の戦略物流を実現する総合物流センターとして機能する。その他、風力や太陽光など再生可能エネルギーを利用する技術やシステムなどの導入や1階駐車スペースの大規模な緑化を検討している。
「プロロジスパーク市川I」の開発予定地は、千葉県市川市塩浜(塩浜工業団地内)の一画にあり、首都高速湾岸線千鳥町インターチェンジより車で約1.5キロメートル、JR京葉線「市川塩浜駅」より1.3キロメートル、東京都心からは約16キロメートル、車で30分圏内の位置にある。なお、主要なアクセス道路となる国道357号千鳥町交差点は、2007年3月に立体交差化工事が完了し、渋滞の大幅な緩和が実現している。
当地域は、プロロジスパーク浦安IIIが立地する浦安千鳥地区工業用地に近接し、成田国際空港と東京都東部とのほぼ中間地点に位置しており、陸・海・空を結ぶ物流の要衝として、また、東北地域と首都圏を結ぶ物流ハブとして広範囲をカバーできる、競争力の高い物流および戦略ロジスティクスを実現する上で理想的な場所となっている。
現在プロロジスは、「プロロジスパーク市川I」を含め、浦安市、市川市、船橋市、習志野市などの千葉湾岸エリアや成田空港エリアなど、千葉県内で計14棟、また、国内において計62棟の物流施設を運営・管理および開発している。その総延床面積は、約3,143,000平方メートル(総賃貸面積約2,793,000平方メートル)となっている。なお、千葉県市川市高浜町に開発を予定しているマルチテナント型大型物流「プロロジスパーク市川II(ツー)」は、2007年末の着工を目指し、現在、設計など施設計画を進めている。
当社は、これら物流施設ネットワークにおける事業活動を通じ、より多くの顧客ニーズに応えると同時に、雇用の促進、経済活性化、物流インフラの発展など、千葉県、市川市ならびに周辺地域、千葉湾岸エリアの経済活性化に貢献する。
プロロジスは、物流施設の立地選定、開発、設計施工から運営・管理まで、関連業務すべてをワンストップで提供する物流施設(物流倉庫、物流センター)専門の不動産開発会社として、社会基盤や経済、人々の生活を支える物流企業や各メーカーの最良のサポーターであるべく、そのニーズに応えるため日本全国を網羅する物流施設ネットワークを構築する計画であり、今後も日本各地の戦略的物流拠点に物流施設を開発・取得する。
◆「プロロジスパーク市川I」概要
名 称:プロロジスパーク市川I(ワン)
所在地:千葉県市川市塩浜1丁目7番1他
敷地面積:65,965m2(19,954坪)
延床面積:149,773m2(45,306坪)
構 造:S造、RC造 他 地上5階建
着工時期:2007年6月27日
竣工時期:2008年11月末
◆「プロロジスパーク市川II」概要
名 称:プロロジスパーク市川II(ツー)
所在地:千葉県市川市高浜町
計画敷地面積:38,753m2(11,722坪)
計画延床面積:91,693m2(27,737坪)
構 造:地上6階建
着工時期:2007年末
竣工時期:2009年
◆プロロジスについて( http://www.prologis.co.jp )
プロロジス(日本本社:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター8階 プレジデント兼日本共同CEO:山田御酒、三木真人 世界本社:米コロラド州デンバー NYSE:PLD)は、物流施設を専門に開発・所有・運営する不動産会社として、先進的かつ高品質な物流施設と物流関連サービスを世界各地の主要都市で提供しています。現在、業界のグローバルリーダーとして、北米、欧州、日本、中国、韓国に展開する20ヶ国、103地域を通じ、2,525棟の物流施設を所有・管理または開発しており、その総運営延床面積は4,060万平方メートル(約1,229万坪東京ドーム約868個分)以上にのぼります。プロロジスは、物流施設の開発・運営から世界規模のネットワーク構築に関わる様々な要因を包括的にカバーする独自の「プロロジス・オペレーティング・システム(ProLogis Operating System)」を通じて、世界中どこでも、顧客企業に真のニーズに応えるベスト・ソリューションをワンストップで提供します。日本国内では現在62棟、総延床面積約3,143,000平方メートル(総賃貸面積約2,793,000平方メートル)の物流施設(開発または建設中を含める)を運営し、関連サービスを提供しています。プロロジスについての詳細は、ウェブサイト http://www.prologis.co.jp/ をご参照下さい。
●当件に関する読者からのお問合せ先:
Tel:03-6215-8480 Fax:03-6215-8490
(※ プロロジスパーク市川I完成予想図は関連資料を参照してください。)