ターボリナックス、Asteriskベースの低コストでIPコールセンター構築が可能なソフトを発売
ターボリナックス、Asteriskベースの低価格IPコールセンターソフトを発売
ターボリナックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:矢野広一、以下ターボリナックス)は、オープンソースソフトウェアである「Asterisk」をベースとし、低コストでIPコールセンターの構築が可能なソフトウェア「InfiniTalk CallCenter+(インフィニトーク コールセンタープラス)」を発売することを発表いたしました。
InfiniTalk CallCenter+は、ひかり電話ビジネスタイプ等に対応したIP-PBXソフトウェア「InfiniTalk」の機能を拡張するオプションです。価格は1席10万円程度からと、既存のコールセンターシステムと比較して3分の1以下での導入が可能です。ターボリナックスでは、これまで初期導入コストが高額なためにコールセンターシステムの導入をあきらめたり、ASPサービスやアウトソーシングを利用していた企業・団体への導入を推進いたします。
なお、本製品は2007年6月よりターボリナックスおよび販売パートナー経由にて提供されます。また、2007年5月16日から18日に開催される、「データウェアハウス&CRM EXPO」のターボリナックスブース(東9-19)において、本製品を参考出展いたします。
※本製品の詳細は以下のURLでご覧になれます。
http://www.turbolinux.co.jp/infinitalk/
<製品概要>
【製品名】InfiniTalk CallCenter+
【発売日】2007年6月
【販売価格】78,000円(税別)/外線1チャンネル
【対応環境】OS:Turbolinux 10 Server、IP-PBX:InfiniTalk
【無償(製品付属)サポート】90日間のインストールサポート
【有償サポート】1年間のサポートおよびバージョンアップ権利
その他、サーバーの構築から障害対応、24時間の監視まで各種サポートサービスメニューを提供いたします。
※本製品をご利用頂くためには、別途InfiniTalkが必要となります。
■機能の詳細
▼必要な機能をオールインワンで提供
1台のサーバーで、IP-PBX機能、着信キュー機能、オペレータ管理機能、ACD機能(着信振り分け)、着信ポップアップ機能、通話録音機能、モニタリング機能、状態監視機能などを実現できます。また、オプションのInfiniTalk IVR+をインストールすることにより、音声自動応答機能も追加できます。全ての設定管理はWebブラウザから行え、システム管理者でないスーパーバイザーでも容易に操作可能です。
▼ロケーションフリーを実現
在宅オペレータや複数の拠点を束ねたバーチャルコールセンターの構築が可能です。繁忙期のみ在宅オペレータを使ったり、急遽他支店の人間が応援で追加させたりと、動的かつ効率的なコールセンター運営が可能になります。
▼話題のWeb自動コールにも対応
Webサイトを訪れた顧客が自分の電話番号を入力すれば、自動的にIniniTalkが顧客に電話し、オペレータに接続する「Web自動コール機能」を実現します。類似サービスでは、中間サーバーが顧客と自社の両方に電話し、両者を繋ぐ形を取るため、通話料金が2倍かかります。当社システムを使えば、自社からの発信通話料のみ負担となります。
※Webサイト側の開発またはカスタマイズが別途必要となります。
▼Webアプリ開発のノウハウを生かせる開発キットおよびAPI(近日提供予定)
Asteriskが持つAPIに加え、InfiniTalk独自のAPIを用意。HTTP(またはHTTPS)プロトコルを利用してアクセスが可能なため、Webとの親和性は抜群です。例えば、回線状態や待ち呼、オペレータの状態などを取得し、Ajaxを使ったグラフィカルなWeb画面でリアルタイムに状態表示を行わせることなどが簡単に実現できます。また、自動発信&着信リダイレクト開発キットも提供します。電話番号リスト順に自動的に発信し、電話が繋がると即座にオペレータに繋いだり、IVRに処理を任せるなど、アウトバウンドシステムの開発も可能です。CTIに関する特殊な知識を必要とせず、Webアプリケーションの開発経験を生かしたシステム開発を行えます。
LinuxはLinus Torvalds氏の商標または登録商標です。Asteriskは、Digium,Inc.の商標または登録商標です。ターボリナックスおよびTurbolinuxは、ターボリナックス株式会社の商標または登録商標です。その他、記載された会社名および製品名などは該当する各社の商標または登録商標です。