日本BEA、Web 2.0対応の企業向け統合ソーシャル・コンピューティング・ソフトウエアを発表
日本BEA、企業向けWeb 2.0対応新製品を発表
~ユーザ「参加型」のソーシャル・コンピューティングの取り組み~
日本BEAシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:廣川 裕司、以下日本BEA)は、「Web 2.0」対応の企業向けの統合ソーシャル・コンピューティング・ソフトウェアの3つの新製品、「BEA AquaLogic(R) Pages」、「BEA AquaLogic(R) Ensemble」および「BEA AquaLogic(R) Pathways」を発表しました。これらの製品の日本における出荷時期は、本年の夏頃を予定しています。
最近、ブログ、Wiki、SNSといった「Web 2.0」技術を企業情報システムに取り組もうとする動きが見え始めてきました。企業でのWeb 2.0の活用は、最新技術の導入という視点よりも、むしろビジネス上での活用シーンを想定し、適用する部門やコミュニティ、コンテンツを特定しながら検証することが推奨されています。
米国BEAシステムズ(以下、BEA)では、同社のポータル製品(BEA AquaLogic(R) User Interaction)を導入している顧客からのWeb 2.0への期待とニーズをいち早く取り入れ、また試用版の顧客による評価結果を反映し、より市場のニーズに応えた製品を提供します。
今回発表する製品は、開発者やIT運用者が直感的に分かりやすく、セキュリティやWebの管理を行い、それぞれが必要とする基幹系システムやプロセスの情報をアクセスし、また、ユーザがプロジェクトチームや部門内でのデータの共有を効果的に行うことで、企業内の情報を効率よく再利用することを目的としています。
従来よりも費用対効果に優れたWebアプリケーションの管理や情報発信サイトの作成が可能になり、また精度の高い情報検索機能により、企業内に様々な形式で存在するデータを最大限に活用できるようになります。
■Web 2.0対応ソーシャル・コンピューティング・ソフトウェア製品の概要
・BEA AquaLogic Pages:全ての人に向けたコラボレイティブなWebアプリケーション作成ソフトウェア
Wikiやブログ、データ駆動型のコラボレイティブなWebアプリケーションなどをユーザが作成することができるシンプルかつパワフルなソフトウェア。IT部門では、中核の基系システムが必要とする管理とガバナンス・コントロールを実現する。
一般のユーザにとっては、WebページをWord文書の作成や電子メールの送信などと同程度に簡単に作成することが可能。
・BEA AquaLogic Ensemble:マッシュアップを活用したWebアプリケーション構築とそのWebリソースの統合・管理ソフトウェア
アプリケーション、コンポーネント、ウィジェット、プログラマブル機能など、多様なWebリソースを管理するとともに、それらのリソースを既存のWebアプリケーションや新たな開発者主導のマッシュアップによって統合することが可能。
・BEA AquaLogic Pathways:企業内における情報検索や専門知識を発見・共有するためのソフトウェア
企業内のコンテンツを個人的およびコラボレイティブに管理できる、次世代の協調型情報および知識検索ソフトウェア。
IT部門にとっては、リサーチ・データベースからエキスパート・ロケーション・システムまでをカバーする検索駆動型アプリケーションの構築用プラットフォーム。一般のユーザにとっては、より精度の高い検索結果を提供されることにより、もっとも重要かつ関連性のあるコンテンツや人を直接探し出すことができる。ユーザがコンテンツや人に「タグをつける」ことができ、自分にとって意味があるようにソフトウェアに対して各項目に説明を加えることが可能。
また、今回の製品発表に伴い、新たなWebサイトを公開しました。このサイトは、各製品の活用デモ、またコミュニティの結成を通し、製品およびWeb 2.0に関する各種の情報を共有する目的で作られています。
詳細につきましては、 http://en.terpri.se をご覧ください。
BEAは、アーキテクトから開発者、そしてユーザにいたるまで全ての人がSOA(サービス指向アーキテクチャ)を実現できるように統合されたSOA 360°プラットフォームを提供します。また、今回発表したソーシャル・コンピューティングとWeb 2.0対応製品の投入で、ユーザの生産性および顧客サービスの向上、さらにコスト構造の改善を可能とし、企業のIT投資への価値向上を促進させ、既存のSOAベースの情報インフラをParticipant-Oriented Architecture(参加型指向アーキテクチャ)へ革新的に変えていくことを目指します。
日本BEAでは、これらの製品の出荷に先駆け、アーキテクト、IT部門の方、および弊社販売パートナをはじめ、BEAパートナ・プログラム参加企業向けにWeb 2.0を企業システムに活用したベストプラクティスや構築におけるノウハウ等の最新情報を提供し、製品の価値を啓蒙していきます。
以上
日本BEAシステムズ株式会社について
日本BEAシステムズは、BEA Systems, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、Nasdaqシンボル:BEAS)の日本法人です。BEAは、エンタープライズ・インフラストラクチャ・ソフトウェアの世界的なリーダです。
BEAのSOA 360°プラットフォームは、コスト構造の改善と新たな収益源の拡大を目的とした、ビジネスの変革と最適化のための業界で最も統合されたSOAプラットフォームです。BEAがどのように顧客企業におけるBusiness LiquidITy(TM)の実現を可能にしているかについては http://www.beasys.co.jp をご覧ください。
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BEA, BEA AquaLogic, BEA JRockit, BEA Tuxedo, BEA WebLogic, BEA WebLogic Portal, BEA WebLogic Server, Think LiquidおよびWebLogicはBEA Systems, Incの登録商標です。
BEA Blended Application Development, BEA Guardian, BEA microServices Architecture, BEA SOA 360, BEA Workshop, BEA Workspace 360, Business LiquidITyは BEA Systems, Inc.の商標です。
また、BEA Mission Critical SupportはBEA System, Incのサービスマークです。それ以外の企業名および製品名はそれぞれ関係する企業の商標または登録商標である可能性があります。