トランスコスモスと産経新聞など、ネット上の3Dバーチャルコミュニティー事業で新会社
リアルな東京を再現し、誰もが気持ち良く楽しめる3Dバーチャルコミュニティを創出
トランスコスモス、フロム・ソフトウェア、産経新聞社の3社による合弁会社
株式会社ココア(Co-Core)設立
トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝、以下 トランスコスモス)と、株式会社フロム・ソフトウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役:神 直利、以下 フロム・ソフトウェア)、株式会社産業経済新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:住田良能、以下 産経新聞社)の3社は、インターネット上での3Dバーチャルコミュニティ(メタバース*1)事業を展開する合弁会社株式会社ココア(Co-Core)を設立いたしました。現実世界の東京をリアルに再現し、女性や子供も含めた一般PCユーザーでも気持ち良く楽しめるメタバース「meet-me(α版)」を、2007年内に開始いたします。
*1 ニール・ステファンソンが1992年に発表したSF小説「スノウ・クラッシュ」を語源とする、3Dで出来た仮想空間を指します。空間内のルールがオープンソース化されており、自ら創造したり、変更したりできるのが特徴です。広告・マーケティング媒体としての活用など、新しいビジネスフィールドとして注目されています。
■ココア(Co-Core)が展開するメタバース3つの特徴
(1)カーナビと同等のデジタル地図をもとに東京を再現。
リアルな東京を再現するにあたり、道路や住宅の区画等は、カーナビと同等のデジタル地図データを使用しました。街のシンボルとなる主要なランドマークは、実在の建物を忠実に再現します。また、季節・天候・地価など日常生活を構成する要素を現実とシンクロさせることで、ユーザーにとって現実世界と「meet-me」がオーバーラップするような世界観を提唱していきます。
(2)現実社会に限りなく近い“コモンセンスの維持”を目指します。
誹謗中傷表現や風俗的関係の情報・表現など、公序良俗に反する行為を排除することに最大限の努力を払い、女性や子供を含め多くの人々が楽しめる世界を維持できるよう運営していきます。
(3)ユーザーがある程度受身であっても心地よく過ごせる仕掛けを提供
運営側がインフラの構築に徹しユーザーの自由な行動に任せる自由放任モデルではなく、メタバース初心者でも仮想世界を満喫でき、心地よいと思われるような仕掛けを「meet-me」内で随時実施していきます。同時にユーザーにとって操作が容易なプログラミングツール群を提供し、上級ユーザーの表現活動もサポートします。
■3社合弁による連携が生み出すベネフィット
・トランスコスモス株式会社 専務取締役 森山 雅勝
「トランスコスモスのインターネットビジネスにおける経験値及び経営リソースを活かし、今回のメタバース事業においてシステム開発・サービス運用・ビジネス開発を担当いたします。」
・株式会社フロム・ソフトウェア 代表取締役 神 直利
「家庭用ゲーム機向けソフトウエア開発で培ってきた3DCG制作技術、及びエンターテイメント性の高いシナリオ構築能力を活かし、ユーザー誰もが心地よく感じるようなゲームシナリオとプログラムの作成をいたします。」
・株式会社産業経済新聞社 取締役 阿部 雅美
「マスメディアとしての影響力・実績を活かした、メタバース事業の普及活動およびメタバース内におけるメディア事業を展開してまいります。」
これら3つの会社の経営リソースが生み出す相乗効果により、日本のメタバース事業におけるデファクトスタンダードとしての地位を確立すべく、サービスを2007年中に立ち上げ、2008年末には100万人のユーザー獲得を目指します。
○meet-meイメージ
○会社ロゴ
(※ 関連資料を参照してください。)
■今後の事業展開予定
まずは2007年内に、Windows Vistaプラットフォーム上で最適稼動するサービスを開始し、当然のことながら携帯電話等モバイルツールとも連携していきます。近い将来には東京エリアだけでなく他都道府県エリアのメタバースも展開します。対象ユーザーとしては日本人だけでなく、欧米やアジアからのユーザー=観光客を積極的に呼び込むために、英語、中国語、韓国語等のメニューも加えてまいります。
ビジネス的側面で考えますと、ランドマークとなる物件を保有・開発するディベロッパー、コンテンツホルダー、メディアや広告代理店、IT企業等らと幅広くパートナーシップを結ぶことでメタバースを活性化していきます。
第一弾として、アニメ制作会社の株式会社ぴえろおよび株式会社プロダクション・アイジーとパートナーシップを結びました。両社が開発するキャラクター、ライセンスを所有するキャラクターをメタバース内に登場させることで、魅力的な世界観を構築すると同時に、キャラクターを通じてリアルと仮想世界を連動させる取り組みも検討していきたいと考えています。
*株式会社ぴえろ( http://pierrot.jp/ )は「平成天才バカボン」「NARUTO」「ヒカルの碁」「GTO」などのTVアニメを主に企画、制作している会社です。また、studioぴえろが制作したアニメ作品、国内外の絵本、イラストレーションのキャラクターを中心に商品化ライセンスの管理をはじめ、関連商品の開発を手がけています。
*株式会社プロダクション・アイジー( http://www.production-ig.co.jp/ )は「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」で日本のアニメーションとしては初めて米ビルボードで1位を獲得するなど、世界的に高い評価を得ているアニメーション製作会社です。内容・映像・音楽ともにハイクオリティなアニメーション作品の企画から制作までを一貫して行い、ワールドワイドなマーケットに向けて提供している、コンテンツ・プロバイダーです。
■株式会社ココア(Co-Core)概要
所在地:東京都渋谷区渋谷3-25-18
代表取締役:森山 雅勝
設 立:2007年3月12日
資本金:1億円
URL:http://www.co-core.com
事業内容:3Dバーチャルコミュニティ(メタバース)の運営
インターネットを利用したオンラインゲームの企画・開発・配信・運営管理
家庭用ゲームの企画・開発・販売
敬対情報端末向けのコンテンツ向けコンテンツの企画・開発・配信・運営管理
キャラクター商品の企画・開発・販売
インターネット上での電子商取引及び電子商取引仲介
インターネットを利用した各種情報誌量の収集及び提供
インターネット上の広告業務
前各号に付帯する一切の事業
*記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
(※ meet-meイメージ、会社ロゴは関連資料を参照してください。)