日本アバイア、SIPに対応した自動音声応答ソリューションを提供開始
日本アバイア、コンタクトセンターおよび一般企業向けSIP対応自動音声応答ソリューションを提供開始
~開発費用を抑えながら顧客満足度の高い自動音声応答ソリューションを構築可能に~
日本アバイア株式会社(東京都港区赤坂2-17-7、代表取締役社長:藤井克美)は本日、コンタクトセンターおよび一般企業向け自動音声応答(IVR:Interactive Voice Response)ソリューションの新バージョン「Avaya Voice Portal 4.0」を提供開始します。
「Avaya Voice Portal 4.0」は、従来のH.323に加えて新たにSIP(Session Iniciation Protocol)に対応することで、企業におけるSIP環境に対応すると同時に、ネットワークと施設に要するコストを削減できます。SOA(サービス指向アーキテクチャー)に対応しているため、動画などのマルチメディア対応や、ビジネス・アプリケーションとの連携がしやすいことが特長です。これにより、企業は、既存のWebサービスと同等のサービスを自動音声応答ソリューションで提供し、顧客満足度を向上できます。また、既存のWebサービスと同じインターフェースを使用できるため、開発費用を抑えることができます。将来的には、同ソリューションにより、顧客の携帯電話に動画を送信するIVVR(Interactive Voice and Video Response)ソリューションも開発可能です。
日本アバイアは、同時に、Solarisベースの自動音声応答ソリューションの新バージョン「Avaya Interactive Response 3.0」およびIVR開発ツールの新バージョン「Dialog Designer4.0」も提供開始します。価格はオープンです。
開発支援プログラムDeveloperConnectionのメンバー企業はDeveloperConnection Webサイト http://www.avaya.co.jp/devconnect から無償で「Dialog Designer」をダウンロードできます。
コンタクトセンターや企業における自動音声応答システムの利用が一般的になる中、電話取次ぎの自動化に加えて、Webサイトからの問い合わせにも電話と同じレベルで対応するサービスが求められています。日本アバイアは、Webサービスと自動音声応答サービスの統合が可能なIPベースの自動音声応答ソリューションを提供することで、Webと電話での問い合わせに対して一貫したサービスを提供するシステムの構築を支援します。これにより、企業は、Webアプリケーションへの投資を利用してボイスポータル環境(音声によるアクセスで情報を検索できるサイト)を構築できます。
アバイアは、ガートナー社が発行したIVRおよびエンタープライズ・ボイスポータル分野における最新のマジック・クアドラント・レポートで、リーダー・クアドラントに位置付けられています。*1
IVRシステムおよびエンタープライズ・ボイスポータル分野のガートナー・マジック・クアドラントの詳細については、 http://mediaproducts.gartner.com/reprints/avaya/vol3/article1/article1.html をご覧ください。
今回提供開始する製品の特長は下記の通りです。
「Avaya Voice Portal 4.0」は、マルチサイト管理やセキュリティー機能の強化、アウトバウンド Webサービスのサポートが可能になりました。1システムあたり最大2,000ポートをサポートし、高い拡張性を提供します。Red Hat Linux Enterprise 3.0が動作する汎用サーバ上で動作するため、「Avaya Interactive Response」と比較して導入費用を抑えることができます。最新の音声認識アプリケーション「Nuance 9」に対応する予定です(2007年秋頃対応予定)。VoiceXML2.1、ccXMLをはじめとする業界標準の開発言語に対応しています。
「Avaya Interactive Response 3.0」は、Solarisベースの自動音声応答アプリケーションで、顧客データを元にルーティング可能なマルチチャネル対応のアプリケーション「Avaya Interaction Center」やアウトバウンドシステムの「Avaya Proactive Contact」との連携がしやすいコンタクトセンター向けソリューションです。また、Sun Microsystems社のサーバ「SunFire v245」に対応し、パフォーマンスが向上しました。最新の音声認識アプリケーション「Nuance 9」に対応する予定です(2007年秋頃対応予定)。
「Dialog Designer4.0」は、オープンソースのEclipseのアドオンとして提供されるVoiceXMLスピーチアプリケーション開発環境です。「Avaya Interactive Response」と「Avaya Voice Portal」両方のコールフローの構築が可能です。本バージョンより、SIPに対応しました。また、IBM社のWebSphereに加えてBEAシステムズ社のWebLogic上でも動作します。
*1 出典:Magic Quadrant for IVR Systems and Enterprise Voice Portals, 2006. Steve Cramoysan, Bern Elliot and Drew Kraus. Gartner Inc. 5 December 2006. GJ07269.
http://mediaproducts.gartner.com/reprints/avaya/vol3/article1/article1.html
◆アバイア(Avaya Inc.)について
アバイア・インク(本社所在地:米国ニュージャージー州バスキングリッジ、NYSE:AV)は企業の競争優位性の実現を支援するインテリジェント・コミュニケーション・ソリューションを提供しています。アバイアのIPテレフォニー、ユニファイド・コミュニケーション、コンタクトセンター向けソリューション、Communications-Enabled Business Process(CEBP)ソリューション*は、FORTUNE 500R社の90%を含む世界の100万社以上の企業に採用されています。また、アバイア・グローバル・サービスはあらゆる規模の企業に包括的なサービスとサポートを提供しています。
詳細は、アバイアのWebサイト http://www.avaya.com をご覧ください。
日本アバイアについては、 http://www.avaya.co.jp をご覧ください。
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※Avaya、アバイアのロゴおよびAgent MAPは、Avaya Inc.の登録商標です。その他すべての商標は個々の商標権者に帰属します。
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
日本アバイア株式会社 マーケティング部
電話:03-5575-8850 e-mail:jpmarketing@avaya.com