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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'09.22.Sun
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2007'04.13.Fri
広重の風景画を通して、
旅行く人と自然が織り成す情景に浸る

 財団法人佐川美術館(所在地:滋賀県守山市 館長:栗和田榮一)では春季企画展として、「【東海道・木曾街道】広重 二大街道浮世絵展」を4月21(土)から5月27日(日)まで開催いたします。
 本展では、江戸時代後期を代表する浮世絵師、歌川広重(うたがわ ひろしげ 1797~1858)(※1)の風景画を紹介するものです。広重の浮世絵は日本のみならず海外でも高い人気を誇っており、中でも東海道を描いた保永堂版「東海道五拾三次」は、誰もがその名を知っているほどの浮世絵の代表作です。
 一方、「東海道五拾三次」に続いて刊行された中山道を描く「木曾街道六拾九次」には、風景画の最高傑作とされる「洗馬(せば)」など、広重の代表作が多く含まれているにもかかわらず、初摺(しょずり)(※2)の全品が揃って展観されることはほとんどありませんでした。しかし、今回、奇跡的にも優秀な初摺の「木曾街道六拾九次」の完本がアメリカで発見され、日本にもたされました。これまで発見されなかった溪斎英泉(けいさい えいせん)(※3)の落款入り作品2点及び、世界で数点しか確認されていない幻の「雨の中津川」を含む、大変貴重な初摺完本となっております。
 本展では、その広重の二大街道浮世絵の初摺完本を初めて同時に公開するとともに、「江戸近郊八景」「近江八景」の名所絵をあわせて展示し、広重の風景画の傑作を堪能できる貴重な機会となります。さらに、広重の旅行記としては唯一現存する「甲州日記写生帳」が80年ぶりにアメリカで発見され、およそ110年ぶりに里帰りを果たします。
 この機会に是非、広重の風景画を通して、旅行く人の自然が織り成す情景に浸り、日本の風土の持つ魅力を改めて見直していただければ幸いです。
 
(※1)公儀定火消同心安藤源右衛門の子として生まれる。浮世絵は歌川豊広に学び、美人画や役者絵など人気の高いジャンル
    の絵を描くが人気はいまひとつであったが、「東海道五拾三次」のヒットにより世に認められると、「近江八景」や「名所江戸
    百景」など名所絵(風景画)を生涯に亘り描き続けた。
(※2)浮世絵版画で最初に摺られたものをいい、一度に摺られる数は200枚と限定されている。初摺の場合、絵師により色の指定
    や摺り方など、細かい指示があるが、後摺(追加の増し摺り)になると作者の意思は反映されず、版元の自由にできたので
    趣を異にする。
(※3)江戸時代後期の浮世絵師、退廃的な美人画を描くことに定評がある。「木曾街道六拾九次」は最初、英泉によって制作され
    るが、人気がでなかったため広重と交代する。

展覧会実施概要
◆名称:【東海道・木曾街道】広重 二大街道浮世絵展
◆会期:2007年4月21日(土)~5月27日(日) 会期中無休
◆会場:佐川美術館 特別展示室
    〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891
◆展示構成:東海道五拾三次、木曾街道六拾九次、江戸近郊八景、近江八景
        特別出陳:甲州日記写生帳(広重直筆)
◆開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
◆休館日 :会期中無休
◆入館料 :一般\1,000(\800)/高大生\600(\400)/小中学生\300(\100)
      ( )内は20名以上の団体割引料金
      ※専門学校・専修学校は大学に準じて適用
      ※小学生未満は無料
      ※障害がおありの方は障害者手帳提示により付添者1名まで無料
◆主  催:財団法人佐川美術館、NHK大津放送局、NHKきんきメディアプラン
◆企画協力:NHKプロモーション
◆後  援:滋賀県、滋賀県教育委員会、守山市、守山市教育委員会、読売新聞大阪本社、KBS
       京都、BBCびわ湖放送、エフエム京都
◆協  力:佐川急便株式会社、佐川印刷株式会社
◆併設展示:〈平山郁夫館〉新収蔵品公開記念、大唐西域画展
                    2007年3月20日(火)~6月17日(日)
        〈佐藤忠良館〉佐藤忠良・ブロンズの詩 -粘土にふれて-
                    2007年3月6日(火)~7月1日(日)



◆お問合せ◆ 佐川美術館
〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891
TEL:077-585-7800/FAX:077-585-7810
     http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/
            担当:井上英明
   h_inoue005@sagawa-exp.co.jp
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