NTT東日本、「IPv6プロトコルを利用した通信」に関する活用業務認可を申請
「IPv6プロトコルを利用した通信(高品質な映像・音声等のユーザ間通信)」に関する活用業務の認可申請について
■ NTT東日本は、IPv6プロトコル※1を利用した通信を弊社サービス提供エリア外のお客様とも行えるようにするため、本日、総務大臣に対し活用業務※2の認可申請を実施。
1.認可申請の概要
NTT東日本は、現在、「Bフレッツ」および「フレッツ・ADSL」の付加サービスとして、IPv6プロトコルを利用したテレビ電話など高品質な映像・音声によるリアルタイムコミュニケーションを実現するサービス「FLET’S.Net」等を提供しています。
このような中、近年の光ブロードバンドの普及に伴い、高品質な映像・音声によるリアルタイムコミュニケーションを、弊社サービス提供エリア外のお客様とも楽しみたいというニーズがますます高まっています。
こうしたお客様ニーズにお応えし、「FLET’S.Net」および「FLET’S.Netナンバー」を利用したIPv6通信をNTT西日本サービス提供エリアのお客様と行えるようにするため、NTT西日本の電気通信設備との相互接続を実現する考えです。
これに先立ち、他の電気通信事業者様の電気通信役務に係る料金設定を実施するため、本日、総務大臣に対し、活用業務の認可申請を行いました。
*イメージ図等につきましては別紙をご参照ください。
2.実施予定時期
活用業務の認可を得た後、準備が整い次第、実施する予定です(平成18年12月目途)。
※1 IPv6
インターネットプロトコルの次世代版(Version6)となる通信プロトコル。現在、一般的に使用されているIPv4に代わるものとして、これまで約4.3×109(10の9乗)個しかなかったIPアドレスを約3.4×1038(10の38乗)個までサポート。
※2 活用業務
「東日本電信電話株式会社が、地域電気通信業務等を営むために保有する設備若しくは技術又はその社員を活用して行う電気通信業務その他の業務」のこと。
・【別紙】IPv6プロトコルを利用した通信(高品質な映像・音声等のユーザ間通信)の概要
http://www.ntt-east.co.jp/release/0609/060901b_1.html