HDD/シリコンオーディオの売上がカセットステレオ、ポータブルCDを抜き、ポータブルMDに続き2番目に高いシェアに上昇。
家電量販店3500店舗の販売実績を集計する市場調査会社 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン 株式会社(本社:東京都中野区本町、代表取締役社長 平野享一)はポータブルオーディオの市場動向について発表いたしました。
カセットステレオ、ポータブルCD、ポータブルMD、HDD/シリコンオーディオの4タイプのポータブルオーディオの中で、圧縮音楽をHDD、フラッシュメモリ、メモリーカードに保存して再生するHDD/シリコンオーディオの数量シェアは2004年後半に上昇し、7月第2週(7/5-11)にカセットステレオを抜き、12月第2週(12/6-12)にはポータブルCDを抜きました。
また、金額シェアでは単価の高いHDD/シリコンオーディオが、2002年9月にはカセットステレオを抜き、2004年7月第2週にはポータブルCDを抜くという結果になっています。
最新のタイプ別シェアは次のとおり。(2004年12月6日-12日)
数量シェア 金額シェア
カセットステレオ 4.3% 1.3%
ポータブルCD 21.6% 11.0%
ポータブルMD 50.0% 51.4%
HDD/シリコンオーディオ 24.1% 36.1%
(内HDDタイプ 13.2% 25.6%)
(内フラッシュメモリタイプ 10.9% 10.5%)
2002年11月と2004年11月の内蔵メモリ1MBあたりの単価を比較すると、HDDタイプでは42.4%の下落、フラッシュメモリタイプでは76.4%の下落とメモリ容量あたりの価格が大きく変動しています。
GfK Japanが2004年11月に行ったボーナス使用用途調査ではポータブルCD、ポータブルMDを夏に買った人の割合から、冬に買った又は買う予定と挙げた人の割合が下がっています。これに対して、HDD/シリコンオーディオでは夏と冬を比較すると、冬のほうが高くなっています。
また、今後の年末年始のポータブルオーディオ商戦では更なる販売増が見込めることからHDD/シリコンオーディオに期待する声は高く、早くもデジタル3種の神器ならぬ、4番目の神器として注目する販売店も多い。
■データ集計:
家電量販店3500店舗の店頭での販売実績を集計したものです。
■ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン 株式会社
家電、ITを中心とした小売店パネル調査、アドホック調査等の市場調査/マーケティングリサーチを行う会社です。
■本件に関するお問い合わせ先
ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
(GfK Marketing Services Japan Ltd.)
広報担当:大森・菊地
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