株式会社リアルビジョン(本社 横浜市港北区新横浜、杉山尚志社長)は、中国の最先端半導体ファンドリー企業、SMIC(Semiconductor Manufacturing International Corporation、代表取締役社長兼CEO Richard Chang)と、2004年12月15日、デザインサービス・パートナー契約の締結で合意しました。
リアルビジョンは、高解像度LCDコントローラ、アミューズメント表示コントローラ、放送グラフィックスなど、3次元グラフィックスおよびビデオ処理LSIのデザイン技術力を、SMICの持つ先端マスク、半導体生産能力と結びつけることにより、日本および中国を中心とする幅広い顧客の開拓を展開します。
グラフィックス・ビデオ処理LSI設計技術で世界をリードするリアルビジョンは、医療画像分野を始めとして、印刷、航空管制システム分野での需要が期待される高解像度LCDコントローラ、大画面化及び3次元表示のニーズから3次元グラフィックスLSIに対する需要が高まるアミューズメント表示コントローラ、デジタル化、ブロードバンド化に対応した放送グラフィックス製品など、同社の各種コア製品について、SMICの先端マスク、半導体生産能力を活用して量産化の拡充を図る計画です。
また、リアルビジョンは、SMICの日本現地法人であるエス・エム・アイ・シージャパン株式会社と協力して、日本国内の顧客がSMICの持つ先端マスク、半導体生産能力を従来よりも容易に利用することが出来るよう、営業及びサポート体制を整えていく計画です。さらに、リアルビジョンは、子会社である台湾のマクロテック社(Macrotech Semiconductor Corp)との協力体制のもと、SMICでのLSI製造を目的とした国内顧客向けのターンキーサービスを提供してまいります。
SMIC社のPaul Ouyang副社長は、「日本市場にて定評のあるリアルビジョン社のグラフィックスを中心とするLSIデザイン能力と、SMIC社の急速に拡大を続ける生産能力が結びつくことにより、日本と中国市場での新たなビジネス展開が期待されます。」と述べています。
また、本契約締結につきリアルビジョンの杉山社長は次のように述べています。「世界最先端の生産技術と供給能力を有するSMICとの締結は、中国市場のみならず、世界にLSIを大量供給したい日本のお客様にとって大きな力となるでしょう。」
SMICについて
社名: Semiconductor Manufacturing International Corp.
本社所在地: The Cayman(ケイマン)島
ファブ所在地: 中国(上海、天津、北京)
代表者: 代表取締役社長兼CEO Richard Chang
設立年月: 2000年4月
資本金: 32億米ドル
従業員数: 約7,600名(2004年12月1日現在)
Website: www.smics.com/
日本法人: エス・エム・アイ・シージャパン株式会社
東京都渋谷区 電話)03-6408-0726
代表取締役社長 Richard Chang、
代表取締役会長 川西 剛、副社長 川端 章夫
このプレスリリースの詳細については、下記までお問い合わせください。
本プレスリリースに関するお問合せ先)
〒222-8505 横浜市港北区新横浜3-1-1
株式会社リアルビジョン
取締役経営本部長 中村 郁生
電話)045-473-7331(代表) ファックス)045-473-7330 電子メール)rv-sales@realvision.co.jp
注)このニュースリリースで使用されている商標あるいは登録商標は、それらを有する各社に帰属します。
以上
関連URL:www.realvision.co.jp