~オラクルの統合業務アプリケーション最新版「Oracle E-Business Suite 11i.10」に対応
20社を超える導入実績をもとに従来の3分の1の価格と期間で提供~
NTTソフトウェア株式会社(以下 NTTソフトウェア 本社:神奈川県横浜市中区山下町223-1、代表取締役社長:鈴木滋彦)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明)は、NTTソフトウェアが、オラクルの統合業務アプリケーション最新版「Oracle E-Business Suite 11i.10」の会計システムを従来の約3分の1の価格と期間で構築する導入テンプレート「NTT SOFT Self-service Accounting Solution(N-SOSAS) for EBS Fin(TM)」 を2005年1月18日より提供開始することを発表します。同テンプレートは、「Oracle E-Business Suite 11i.10」の低価格・短期導入テンプレート「Oracle NeO(※1)」として登録されます。
NTTソフトウェアは、通信業界を中心に日本全国で20数社の「Oracle E-Business Suite(※2)」の会計システムにおける導入実績を誇ります。これらの導入実績をもとに、「Oracle E-Business Suite(※2)」の一般会計、買掛・売掛管理、プロジェクト管理、固定資産管理などの企業の会計システムに必要な主要機能と同社が開発した経費精算・購買処理などの機能をもつフロントシステム「Self_Service_Workflow(SSW)」を組み合わせた低価格・短期導入テンプレート「N-SOSAS for EBS Fin」を構築しました。同テンプレートの投入により、顧客は従来の約3分の1の価格と180日の導入期間により会計システムの導入を実現することが可能になります。
また、「N-SOSAS for EBS Fin」は昨年11月末より出荷開始されたオラクルの統合業務アプリケーション製品最新版「Oracle E-Business Suite 11i.10」にも、いち早く対応しています。これにより、最新版で強化された同製品の最新機能を最大限に活用することができ、導入時における負担の軽減だけでなく、機能面においてもより拡張された利便性の高い会計システムを構築することが可能になります。
NTTソフトウェアのもつ通信業界における強みに加え、特に建設業界や設備・保守業界からの需要が期待されます。両社は協力して提案活動、営業活動を行い、2005年中に3社への導入を目指します。
1.「N-SOSAS for EBS Fin」について
「N-SOSAS for EBS-Fin」は、「Oracle E-Business Suite」が提供する「一般会計」「買掛管理」「売掛管理」「プロジェクト管理」「固定資産管理」モジュールと、NTTソフトウェアが開発したフロントシステム「SSW」を組合わせた会計ソリューションで、以下の特徴があります。
■「Oracle E-Business Suite」のフロントシステムとしてSSWを搭載。
これにより、社内イントラネットを利用した利便性の高いWeb画面で、経費精算業務・購買業務を行うことができます。
■SSWにより承認ワークフローの階層やルートの設定を、より柔軟に行うことができます。
■「Oracle E-Business Suite」標準の帳票に加え、100本以上の帳票・レポートを追加しており、業務に必要な帳票を豊富に揃えています。
■一般会計とプロジェクト管理を連動させることで、データの整合性を保ち、精度の高いプロジェクト管理を行うことができます。
■数多くの標準的なセットアップや、実務で多く要求されるレポートをテンプレート化して用意しています。
このテンプレートと、10社以上の導入実績・ノウハウとを組み合わせることで、 短期間で高品質なシステム導入を実現します。
2.「SSW」について
「SSW」は、「購買業務」および「経費精算業務」をサポートしたシステムであり、オラクルのERP
パッケージ「Oracle E-Business Suite」の会計システムへのシームレスな連動を実現したシステムで、以下の特徴があります。
■購買業務における要求・契約・発注・受入検収・支払にいたる一連の業務をサポートし、「Oracle E-Business Suite」の買掛管理への連携を可能としています。
■経費精算業務における出張旅費・赴任旅費・経費精算・仮払い・振替伝票をサポートし、 「Oracle E-Business Suite」の買掛管理・売掛管理・一般会計への連動を可能としています。
■データワークフローによる承認・棄却機能を実現します。
■他システムで抽出した購買情報を取込み、EBSに債務データを自動連携することが可能です。
■業務権限設定により、機能の使用可否を制御することが可能です。
■ユーザ別のログイン管理による認証機能を実現します。
■「Oracle E-Business Suite」とのシームレスなマスタ連携機能を実現します。
※1「Oracle NeO」:
Oracle ERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」の導入経験とノウハウを、再利用可能な形に定型化・テンプレート化し、短期間・低価格でERPの導入を実現するソリューション
※2「Oracle E-Business Suite」:
「Oracle E-Business Suite」は、経理や人事といった企業の根本を担う基幹系のシステムや、在庫管理、生産管理、顧客管理、購買管理などの企業活動自体をサポートするシステムを構築するための機能が統合されたソフトウェアです。日本オラクルは、世界で13,000社以上、国内でも500社を越える実績を持つ「Oracle E-Business Suite」を核としたEビジネスソリューション事業のさらなる拡大に向けて、積極的な取り組みを進めています。関連事業部門の増強やパートナー企業との 提携強化を通じ、販売およびサポート体制も積極的に強化しています
<NTTソフトウェア株式会社概要>
NTTソフトウェアは、高度なネットワークテクノロジーとシステム構築力を基盤にIT経営戦略コンサルティングからシステム構築、保守、運用にいたるまでをトータルに提供するソリューションサービスプロバイダです。パッケージ製品にシステムインテグレーションを組み合わせる「パッケージ型SI」と、顧客独自のシステムを一から構築する「スクラッチ開発型SI」を、顧客のニーズに合わせて最適にソリューション提供するとともに、標準的な機能を抽出して独自ソリューションへも展開しています。
URL:http://www.ntts.co.jp/
<日本オラクル株式会社概要>
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数1,448 名(2004年5月末現在)。
URL:http://www.oracle.co.jp/
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
NTTソフトウェア株式会社
コーポレートコミュニケーション部 加藤/田口
TEL:03-5782-7040
日本オラクル株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 広報担当:石川
TEL:03-6238-8179 E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/
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