~オラクルが顧客に製品面のコミットメントを強調
2005年1月18日カリフォルニア州レッドウッドショアズ発-カリフォルニア州-オラクル・コーポレーション、アプリケーション開発部門責任者であるシニアバイスプレジデントのジョン・ウーキーは、本日、オラクルとピープルソフト製品の統合ロードマップ及びサポート計画を発表しました。本計画により、顧客は、各社固有の業務要件を満たすアプリケーションの選択の幅を大きく拡げることができます。オラクル・コーポレーションCEOのラリー・エリソンによる発表に続き、ウーキーは、「プロジェクト・フュージョン」の計画の詳細も明らかにしました。「プロジェクト・フュージョン」は、オラクル、ピープルソフト、JDエドワーズ製品の最高の特長、業務フロー、使いやすさをサポートする、情報志向の次世代アーキテクチャとアプリケーションのセットです。
「オラクルとピープルソフトは、協調していきます。新たに結合された組織には、エンタープライズソフトウェア業界の最高の人材が名を連ね、顧客の皆様に、業界を問わず、より優れた革新、サポート、専門知識をご提供します。私たちのゴールは、顧客の皆様が過去に比類を見ない業務効率化と競争力を達成できるように、複雑さをなくし、コストを下げた製品を提供し、ご支援することです。」と、本日行われた顧客向けイベントで、ウーキーは述べました。ウーキーは、「PeopleSoft Enterprise」、「JD Edwards EnterpriseOne」そして 「JD Edwards World」の製品群の革新的拡張と24時間サポート体制の継続性を確保するために、オラクル社がピープルソフトの開発とサポートチームのうち約90%を継続して雇用することを繰り返し主張しました。
「プロジェクト・フュージョン」:革命的技術、進化の道
新しい「プロジェクト・フュージョン」は、展開の柔軟性、最適性能、保守の容易性を確保するためにモジュール化された、業界標準に基づく新しい情報時代のアーキテクチャです。情報志向の新しいアプリケーションが全製品ラインナップの主な長所を統合し、業務プロセスの自動化、業界に特化した各種機能、より優れた操作性、リアルタイムの情報アクセスと帳票作成、及び共有データモデルの実現に注力することにより、顧客の皆様に、唯一かつ真の情報ソースを提供します。
「プロジェクト・フュージョン」のアーキテクチャは、オラクル社の拡張性、可用性、セキュリティ、性能の各方面の最新技術を最大活用するものです。「新しいアーキテクチャと、それにより企業が達成する業績は、真に革命的なものとなり、一方、後続の製品ラインは、進化の道を辿ることになります。」とウーキーは述べました。
継続性、イノベーション、リソース
ウーキーはオラクルがピープルソフトとJDエドワーズ製品の将来のバージョンの拡張とサポートをコミットすることを繰り返し強調しました。また、それらのリリースの予定時期を発表しました:
●「PeopleSoft Enterprise 8.9」 は2005年中に完了
●「Oracle E-Business Suite 12」(2006年)
●「PeopleSoft Enterprise 9」(2006年)
●「JD Edwards EnterpriseOne 8.12」(2006年)
●現行の「JD Edwards World」製品群の拡張機能は継続的に提供
●「プロジェクト・フュージョン」コンポーネントの第一弾、具体的にはデータハブとトランザクションベース(2006年初頭)
●「プロジェクト・フュージョン」初期アプリケーションは2007年にリリース
●「プロジェクト・フュージョン」アプリケーションスイートは2008年に提供
サポートサービスの継続提供予定:
●オラクルは、「PeopleSoft Enterprise」、「JD Edwards EnterpriseOne」そして 「JD Edwards World」製品群のサポートを、少なくとも2013年まで提供します。
●オラクルは「JD Edwards EnterpriseOne XE及び8.0」のサポートを2007年2月まで延長します。
●「JD Edwards World」を含むピープルソフトの他製品および他バージョンについては、オラクルはピープルソフトの現行の製品サポート終了方針を採用します。
●オラクルは、現在サポートされているハードウェアプラットフォーム、データベース、オペレーティングシステムの保守を継続します。
顧客およびパートナー企業からの企業結合に関するコメントについては、http://www.oracle.com/peoplesoft/customers.html 及び http://www.oracle.com/peoplesoft/ptr_quote.html をご参照ください。また、企業結合及び結合による事業総合力に関する詳細情報は、http://www.oracle.com/peoplesoft/launch_18jan05.html をご参照ください。
■本件に関する報道関係者お問い合わせ先
日本オラクル株式会社
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