共有在庫情報を主体とした流通へ改定
会員企業の全国ネットワーク化による、新たな流通スキーム構築へ
中古車TVオークションの最大手、株式会社オークネット(本社:東京都千代田区/社長:藤崎 清孝)は、会員企業に対する小売り支援事業である『楽天くるま市場 by Aucnet』の流通スキームを見直し、共有在庫情報を主体とした中古車流通へ改定した。
また、販売プロセスにおける売買成立後の仲介サポートなどについて、会員企業の全国ネットワーク化により、インターネットユーザーに対する窓口業務を会員企業と連携し、新たな流通スキームを構築していくことで、インターネット上での小売り・販売支援サービスの強化を図っていく。
中古車インターネットサイト『楽天くるま市場 by Aucnet』は、オークネットの検査・評価付きの良質な中古車を売り物に、会員企業に対しネット中古車流通を支援する形で昨年11月にオープン。現在テストマーケティングを行っており、インターネット売買でのスキームを随時見直しながら流通促進を図っている。
今回の共有在庫情報とは、オークネットが既に展開しているオートバンクシステムを活用した在庫情報であり、全国にシステム数が約1700端末に普及し、約4万台(2004年実績)の検査付き車輌が登録され流通している。そこで、共有在庫を主体とした流通スキームに変更することで、会員企業の店頭在庫の販売促進と流通の活性化を図ることが可能となり、オートバンクシステムを導入している会員企業の販売支援つながると判断した。
オークネットは、TVオークションや現車会場との提携によるライブ中継オークションなど、在宅によるオークション流通に加え、1997年5月より情報販売事業として販売店の小売り支援を積極的に展開をしている。現在は、ユーザーの視点で独自に開発したオートバンクシステム端末の普及をはじめ、店頭在庫の共有化による共有在庫情報の提供、教育研修サービス、インターネットサービス、据置きローン「ゴジュッパ」などのファイナンスサービスなど、幅広い小売り支援事業を行っている。
昨今、中古車のネット売買は急速に拡大しており、消費者に対する安全性が重要な課題となっている。会員企業を支援する当社の情報販売事業において、『楽天くるま市場 by Aucnet』は、オークネットが行う厳しい車両検査によるネット流通の正常化を図るだけでなく、会員企業の販路拡大と健全な中古車流通に寄与し、ユーザーも安心して中古車を購入することが可能となる。
本件に関するお問い合わせ
株式会社オークネット 広報室 TEL:03-3512-6140 担当 土屋