富士通、コニカミノルタグループの基幹システムに基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」が採用
コニカミノルタグループ様の基幹システムを
富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」で刷新
~ 64ビットのWindows環境でSAPアプリケーションが稼働 ~
当社は、コニカミノルタホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:太田義勝、以下、コニカミノルタ)様がSAPアプリケーションの基幹システムを64ビットのWindows環境に刷新されるにあたり、インテル(R) Itanium(R) 2 プロセッサーを搭載した当社の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST(TM) (プライムクエスト)」を提供しました。
新システムは2006年7月26日より稼働しており、コニカミノルタグループ様で使用を開始されています。
新システムでは、旧システムと比較し2倍~5倍の性能を実現しています。
■ 基幹システム刷新の背景
コニカミノルタ様では、生産管理、物流管理、購買管理などのロジスティクス系業務、およびデータウェアハウスといった基幹業務を、32ビットのWindows環境でSAPアプリケーションを用いて運用されていました。
基幹システムを刷新されるにあたり、業務継続に耐えうる高信頼なプラットフォームの構築を目的にサーバの選定を行われました。
複数のサーバを比較された結果、「Microsoft(R) Windows Server(TM)」と「Microsoft(R) SQL Server(TM)」が稼働し、ハードウェアの二重化同期アーキテクチャーによりメインフレームクラスの高信頼性を実現する、当社の「PRIMEQUEST」が採用されました。
■ 新システムの概要
基幹システムを64ビットのインテル Itanium 2 プロセッサーを搭載した「PRIMEQUEST」へ刷新するにあたり、32ビットのWindows環境で運用していたSAPアプリケーションを64ビットに移行しています。
・サーバ:「PRIMEQUEST480」、「PRIMEQUEST440」
・OS:「Microsoft Windows Server 2003」
・データベース:「Microsoft SQL Server 2000」
・アプリケーション:「SAP R/3」(注1)、「SAP BW」
・バックアップソフトウェア:Symantec「VERITAS NetBackup」
・運用管理ソフトウェア:NRI「eXsenju」
■ 今後の展開
・当社は、「大規模データベースシステム」、「基幹システムの再構築」、「ERPプラットフォーム」への「PRIMEQUEST」の適用拡大の一環として、今後もSAPソリューションのプラットフォームとして、「PRIMEQUEST」をグローバルに提供します。
・今回のシステム構築を担当したコニカミノルタ情報システム株式会社様は、社内システム刷新により蓄積した技術やノウハウを活かし、32ビットのWindows環境で運用していたSAPアプリケーションの64ビットへの移行サービスを展開される予定です。
■ 富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」について
「PRIMEQUEST」は、世界初の二重化同期アーキテクチャー「Dual Sync. System Architecture」(注2)の採用により、メインフレームの信頼性・堅牢性とオープンサーバの経済性・柔軟性を融合した、最先端のオープン・ミッションクリティカルサーバです。「大規模データベースシステム」、「基幹システムの再構築」、「ERPプラットフォーム」などに適しており、お客様ビジネスの継続性、機敏性、効率性を最大限に高め、TCOの削減とビジネスの発展に貢献します。
■ 商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
以上
■ 注釈
(注1) SAP R/3:
主なモジュールとして、販売管理(SD)、在庫/購買管理(MM)、生産管理(PP)を使用。
(注2) Dual Sync. System Architecture:
サーバを構成するハードウェアを徹底的に二重化し、それらの同期動作を高度に制御することで、従来サーバに比べて耐故障性・処理継続性を飛躍的に向上させた、当社独自のハードウェア・アーキテクチャー。
■ 関連リンク
「基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」紹介サイト
http://jp.fujitsu.com/primequest/
■ 本件に関するお問い合わせ
富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
[受付時間:午前9時~午後5時30分、土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く]