アライドテレシス、セキュリティー機能を強化する新ファームウエア「V.2.7.3」を提供
CentreCOM 8300/8400シリーズ
ファームウェアのバージョンアップによりセキュリティー機能を強化
アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 大嶋章禎)は、主力スイッチのレイヤー2plusファーストイーサネット・インテリジェント・スイッチ「CentreCOM 8300/8400シリーズ」のファームウェアをバージョンアップし、認証/管理/冗長機能などを強化しました。新ファームウェア「V.2.7.3」は、8月28日から当社ホームページからのダウンロードを開始するとともに、新ファームウェア搭載製品の出荷を第4四半期より開始します。
新ファームウェア「V.2.7.3」は認証機能を大幅に強化しており、認証方式は従来の MD5/OTP に加えTLS をサポート。また、MACアドレスベース認証対応によりIEEE802.1X 非対応の機器を接続したい場合などに利用できます。さらに、RADIUS サーバーから受け取った認証情報に基づいてポートの所属 VLAN を変更するダイナミック VLANにも対応するとともに、従来よりサポートしているMultiple AuthenticationのSupplicant数を大幅に増やすことにより、より強力かつ柔軟なユーザー認証環境が実現可能となりました。管理機能面でもSNMPの最新仕様であるSNMPv3機能を追加、認証及びパケットの暗号化などによりネットワーク管理のセキュリティー機能を強化。さらに、LACP (Link Aggregation Control Protocol/IEEE802.3ad)をサポートし、複数の物理ポートを論理的に束ねてスイッチ間の帯域幅を拡大するポートトランキング機能を拡張するとともに、BPDU 透過機能によりスパニングツリーの段数制限の対象となることなく構成を拡張できるなどの冗長機能を強化し、スイッチ間 の帯域を拡大し超高速データ通信を実現します。
【 新ファームウェアV.2.7.3により追加、拡張した主な機能 】
1) 認証機能
- MAC アドレスベース認証
- Dynamic VLAN
- EAP-TLS
- EAP-Notification Message
- Multiple Authentication の認証端末数の最大値を増加
(ポートあたり最大 320, 装置あたり最大 480)
2) 管理機能
- SNMP V3
- RSO(Remote Security Officer)と RADIUS の併用
3) スイッチング機能/その他
- LACP (IEEE802.3ad)
- Rapid STP のエッジポートにおけるループ機能検出
- BPDU パケット透過
- ローカル IP インターフェース(ループバックインターフェース)
- ポートトランキングと IP マルチキャスト関連機能の併用
【 対象製品 】
製 品 名 標準価格(税別) 新ファームウェア出荷品切替予定
CentreCOM 8324XL 98,000円 10月初旬
CentreCOM 8316XL 89,000円 11月中旬
CentreCOM 8424XL 178,000円 11月中旬
CentreCOM 8424TX 149,000円 11月下旬
新ファームウェア「V.2.7.3」ダウンロード開始日 8月28日
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http://www.allied-telesis.co.jp/support/list/switch/8424xl_tx/download.html
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