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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'03.12.Wed
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2007'02.15.Thu

VGJ、ベルリンの特設会場で新型クーペのスタディーモデル「Iroc(アイロック)」を公開

スタディーモデル「Iroc」 ベルリンでデビュー  

VW ブランド会長 Dr.ベルンハルトが自らドライブ  

  
 8月24日(木)、フォルクスワーゲンの新型クーペのスタディーモデル「Iroc(アイロック)」が、世界に先駆けて報道陣に公開されました。ベルリン市内にあるテンペルホーフ空港の格納庫内に設けられた特設会場では、サーキットを模したストレートとコーナーバンクが再現され、フォルクスワーゲン ブランド会長のDr.ウォルフガング ベルンハルト自らハンドルを握る「Iroc」が、暗闇の会場を力強いエンジンサウンドを轟かせ報道陣の前に、輝くようなヴァイパーグリーンのボディを浮かび上がらせました。

 「Iroc」の原型となる「Scirocco(シロッコ)」は1973年にデビューしました。シロッコは、それまで培ってきた旧型ビートルの歴史を受け継いだ初代ゴルフやパサートとともに、新しい時代のフォルクスワーゲン ファミリーのクーペモデルとして、発売当初から大変な人気を博しました。日本では1975年に初めて輸入され、世代を変えて1989年まで販売されていました。

 今回のスタディーモデルはフォルクスワーゲンによる低燃費と高性能を両立したトランスミッション「DSG(R)」や最新のツインチャージャーエンジン「TSI(R)」をはじめとした最新技術を満載しています。詳細につきましては下記フォルクスワーゲンAGプレスリリース(和訳)をご参照ください。

※「Iroc」はパリモーターショー(プレスデー:9月28日、29日)への出品が予定されています。お出かけの方は、ぜひフォルクスワーゲン ブースにお立ち寄り下さい。

【 「Iroc」の概容 】
 成功を収めたアイデアの復活。今から33年前、ジュネーブ国際モーターショーにおいて、フォルクスワーゲンはセンセーショナルなクーペを発表しました。それは、コンパクトで特徴的なフォルムを持ち、俊敏、スペース性に優れ、かつ手頃な価格の車でした。フォルクスワーゲンは、そのモデルをシロッコと名づけました。シロッコは、その時代のニーズを見事に捉えました。第一世代のシロッコは、全世界で50万台以上も生産されたのです。そして、シロッコは今、新たなターニングポイントを迎えています。2006年8月、ヨーロッパ最大の自動車メーカー フォルクスワーゲンは、成功を収めたシロッコを再解釈したスタディーモデル、「Iroc」のワールドプレミアを行いました。

【 新しいフォルクスワーゲン スポーツカーのデザイン 】
 視覚面における直線的デザインを特徴とした第一世代のシロッコと同じく、「Iroc」は斬新にデザインされたラジエーターグリルと、その官能的なフォルムを通して、スタイル面でのターニングポイントを示しています。30年以上もの時を隔ても、シロッコと「Iroc」のコンセプトは密接に繋がっています。第一世代のシロッコは、多くの人に手が届くドリームカーでした。ジョルジェットジウジアーロのデザインによる70年代のスーパースター、シロッコは、4座の本格シート、実用的なトランク、大きなハッチバック、そして何より存在感がありました。「Iroc」コンセプトは、この魅力的なアイデアを再び踏襲することにしたのです。

【 クラシックなクーペではなく、純粋なスポーツカーとして 】
 ただし、クラシックなクーペであったオリジナルのシロッコとは異なり、「Iroc」は極端に長いルーフ、比較的急な傾斜のリヤエンドといった特徴を持つ先進デザインのスポーツカーに生まれ変わっています。このデザインには2つの利点があります。まず、シャープなプロポーションが実現していること。とくに後方から見た場合、この長いルーフとサイドウインドー セクションは、幅の広いパワフルなショルダー上に配置されていることが分かります。それにより、「Iroc」はスポーツカーにふさわしいウエストラインを備えているのです。2つ目の利点は、リヤセクションに、大人2名と十分な荷物のためのスペースが確保されていることです。刺激的なデザインを持つ「Iroc」は、日常の使い勝手を確保しながら、純粋な運転の楽しみ、印象的なスタイルを見事にバランスさせた車に仕上がっているため、今後のフォルクスワーゲンの量産モデルとして実現することが十分に考えられます。

【 ヴァイパーグリーンとカーボンブラックのコントラスト 】
 「Iroc」は、細かなディテール面にもこだわっています。塗装を例に取りましょう。レトロスタイルとはまったくかけ離れた「Iroc」ですが、塗装色のグリーンは第一世代シロッコへのオマージュで、まさにこの色こそ、1976年モデルから採用され人気のあったものなのです。その名称も、昔と同様「ヴァイパーグリーン メタリック」と呼ばれています。「Iroc」が身にまとう、この輝くグリーンは、ブラックと強力なコントラストを構成して視覚的効果を上げています。カーボン素材の使用例として、ダークティンテッドガラス製のルーフを保持する構造体がカーボン製となっています。その構造に一体化された縦方向のメンバーも同素材です。「Iroc」のサイドシル表面にも、カーボン素材を使用しています。このシルは外部から室内までシームレスにつながります。

【 セクシーなボディ 】
 オーバーハングを短く設定した「Iroc」は、2,680mmというホイールベースを有効に使って室内スペースを確保しています。この車の全長は4,240mm、全高は1,400mm、全幅は1,800mmです。「Iroc」専用にデザインされた19インチのアルミホイールと235タイヤが装着されています。

【 ツインチャージャーとDSG(R) 】
 「Iroc」には、「ツインチャージャー」付のTSI(R)エンジンを搭載しています。トランスミッションは、DSG(R)が組み合わされています。TSI(R)は2006年ゴルフGTに初搭載されたもので、現在世界でもっとも効率のよい4気筒ガソリンエンジンとされています。その特徴であるスーパーチャージャーとターボチャージャーの組み合わせは、未来への道筋を示すものです。スーパーチャージャーは、ガソリン ターボ エンジンの欠点である低回点時のパワー不足を補うもので、ターボチャージャーは高回転における強力なパンチ力を生み出します。生産型のエンジンで、2タイプの過給器を組み合わせて使用しているのは、TSI(R)しかありません。「Iroc」に搭載されるTSI(R)エンジンは155kW/210PSを生み出します。「運転の楽しみ」さえ確保すれば、「Iroc」には110kW/150PS以下の過給器付エンジンなどの数多くのエンジンバリエーションも考えられます。

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