ジーエヌアイ、日欧米の研究開発体制強化で情報管理システム「ザイトス」を導入
ジーエヌアイ、業界最高水準の情報管理システムを導入、日欧米をつなぐ研究開発体制を強化
Tokyo,Japan,Aug29,2006-(JCN Newswire)-
日本を拠点にグルーバルに展開するバイオ創薬グループの株式会社ジーエヌアイ(本社: 東京都港区、代表取締役社長・医学博士: 佐保井 久理須、以下、ジーエヌアイ)は、世界の製薬業界・研究機関で広く採用されている情報管理システムXythos Document Manager 5.0(ザイトス・ドキュメント・マネージャー5.0、以下、ザイトス)を導入しましたので、お知らせいたします。ザイトスは、グローバルに事業を展開する企業が高水準のセキュリティ体制のもとで情報を管理・共有するために開発されたシステムです。ザイトス導入により、当社は国内外の提携企業や提携大学と実施している研究開発のデータを一元管理できるようになり、当社の研究開発体制が一段と強化されます。
研究開発に関連する情報を含め、ジーエヌアイの社内データは全て高度なセキュリティ体制のもとで一元管理され、インターネットを通じてアクセスします。厳格なアクセス権限を設定した上で、社内および提携企業・大学が研究開発データを即時に共有することが可能となります。さらに、電子メールにファイルを添付する形での情報共有が不要となるほか、アクセスログを記録することで情報変更などの履歴管理が可能となるなど、全社的な情報管理体制が向上します。
ジーエヌアイの代表取締役社長兼CEOの佐保井 久理須博士は次のように述べています。「バイオ創薬では膨大な量のデータ解析が研究の要となりますが、ジーエヌアイ・グループでは研究拠点や共同研究の提携拠点が世界各地に広がっているため、研究開発データを効率的かつ安全に管理・共有できるプラットフォームの構築が急務となっていました。そのために製薬業界のプラッフォトーム構築で実績のあるCTCラボラトリーズに社内システムの構築を委託し、その結果、ザイトスの導入が決まりました。ザイトス導入により、ジーエヌアイでは研究開発体制と情報管理体制の双方が強化できたと自負しています。ジーエヌアイグループは、最先端の西洋医学とコスト競争力ある中国の開発力を組み合わせ、日本と中国という重要な医薬品市場にアクセスできるはじめての企業グループですが、ザイトス導入で当社のビジネスモデルの先駆性と有効性を改めて実証していきたいと考えています」。
また、ジーエヌアイの管理部 ゼネラルマネージャー 吉川 哲也は次のように述べています。「ジーエヌアイでは、福岡、東京、中国、英国を含む多くの拠点と国立大学を円滑に連結するインフラ構築が急務となっていました。今回、大手製薬企業と同等の業務およびレギュレーションに対応できるセキュリティーインフラ構築を目指し、ザイトス製品を導入したことは、ジーエヌアイにとって最良の選択であったと確信しています」。
Xythos Document Manager 5.0について
Xythos Software, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO and President:ED MILLER)が開発し、次世代プロトコルWebDAVに100%準拠した文書管理製品。オープンスタンダードなアーキテクチャを採用し、既存の資産を活かしつつ現状を改善する。増加し続ける法規制への柔軟な対応も可能。セキュリティ向上とTCO削減を兼ね備え、Gartnerが提唱するBasic Content Services(BCS)のコンセプトに最も適合したEnterprise ITソリューションとして、世界中の製薬業界・研究機関、各業界のリーディングカンパニーおよび政府機関から高い評価を得ている。日本市場においては、アシストマイクロ株式会社がXythos総販売代理店契約を締結し国内VARパートナー会社との協業により、Xythos Productsソリューションの提案・導入・運用・コンサルティング・技術サポートを提供している。販売代理店はCTCラボラトリーズ。詳細はhttp://www.xythos.jp をご覧ください。
概要: 株式会社ジーエヌアイ
会社設立は2001年。アジア発のバイオ創薬企業。遺伝子ネットワークに基づいたシステム薬理学で世界をリードしている。世界的な遺伝子ネットワーク並びにヒト血管内皮細胞の研究者が集結し、世界初のヒト遺伝子ネットワークの解析を成功させ、このプラットフォームを医薬品の開発に応用する世界唯一の企業。2005年に中国上海ジェノミクスを傘下に収めたことにより、研究開発の生産性を高め、中国市場へのアクセスを確実なものとした。詳細は www.gene-networks.com をご覧ください。