オリコ、伊藤忠商事と提携し社会貢献型カード「MOTTAINAIカード」の募集開始
伊藤忠商事と提携し、社会貢献型カード「MOTTAINAIカード」募集開始
~環境に配慮した地球にやさしいカード券面を採用~
株式会社オリエントコーポレーション(東京都千代田区麹町、上西郁夫社長、以下「オリコ」)は、伊藤忠商事株式会社(東京都港区北青山、小林栄三社長、以下「伊藤忠」)との提携による社会貢献型クレジットカード、「MOTTAINAI(もったいない)カード」を発行します。9月1日から「MOTTAINAI」オフィシャルサイト(http://www.mottainai.info/)で募集を開始し、今後、関連する各種イベント会場での募集も実施する予定です。初年度30,000枚の獲得を見込んでいます。
「MOTTAINAI」キャンペーンは、ケニア出身の女性環境保護活動家で、2004年にノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが提唱する環境キャンペーンです。ごみ減量(Reduce)、再利用(Reuse)、再資源化(Recycle)という環境活動の3Rを柱に、温室効果ガス排出の抑制や環境破壊の防止を呼びかける活動を行っており、国内の多くの企業・団体がこの活動に賛同した社会貢献活動を行っています。伊藤忠は、「MOTTAINAI」を世界初の循環社会型環境ブランドとして展開し、この活動の中心的役割を担っています。
≪環境保護へ配慮した「MOTTAINAIカード」の特徴≫
今回、オリコは「MOTTAINAI」キャンペーンの主旨に賛同し、社会貢献型カードを発行することでクレジットカード会社として運動の拡大に貢献してまいります。また、3Rの考えに基づいた材質、材料を使用したカード券面とすることで環境への影響にも配慮するなど、「MOTTAINAI」を実現するための環境保護に充分こだわった取り組みをすすめてまいります。
■カード利用額の一部を寄付
ご利用額の一部を「MOTTAINAI」キャンペーンを通じて「グリーンベルト運動」に役立てることで、地球環境保護、植林運動などへ活用
■PET-Gカード
カード券面は、焼却した場合でも有害物質が発生しないPET-Gカードを採用
■ペーパーレスの取り組み
電子申込システム「タブレットPC」や「ネット入会」を用いた募集活動の推進により、紙媒体の大幅削減を実現
■大豆油インク
インクが乾燥する際に発生する有害物質が大幅に削減でき、大気汚染や作業環境の保全につながるインクをカード入会申込書に使用
■再生紙利用
カード入会申込書はすべて再生紙を利用して作成
≪カード特典≫
■ご入会者全員に「MOTTAINAI」オフィシャルグッズプレゼント
ご入会特典として、オリジナルふろしきをプレゼント
■各種イベントへの優先参加
マータイさんの講演会など、MOTTAINAIキャンペーン事務局(毎日新聞社)
主催のイベントへ優先的に参加できる
■ポイントサービスの活用
カードのご利用に応じて貯まったポイントを「グリーンベルト基金」に寄付することも可能
オリコは今後も、さまざまなニーズ・利便性を重視したサービスと機能の拡充に努め、提携するお取引先さま、より多くのお客さまに愛され、ご利用いただけるクレジットカードの提供を目指して努力してまいります。
【カード券面】※(*添付資料参照)
ご参考資料
○ワンガリ・マータイ(ケニア環境副大臣、生物学博士)
1940年生まれ。生物学を志し、米国に留学。米ピッツバーグ大学で修士号を取得後、帰国。71年ナイロビ大学(ケニア)で東アフリカ出身の女性として初の博士号を取得した。77年に有志と「グリーンベルト運動」(非政府組織)を創設し、植林運動を開始。単なる自然保護運動ではなく、植林を通じて貧しい人々の社会参加の意識を高め、女性の地位向上を含むケニア社会の民主化に結び付けようとした。こうした姿勢は、モイ前大統領の独裁政権に弾圧の対象とされ、幾度も逮捕された経験がある。現在ケニア全土に約1,500カ所の苗床を持ち、参加者は女性を中心に約8万人。植林した苗木は3,000万本に達し、「植林はケニアの民主化のシンボルになった」という。02年得票率98%の圧倒的支持を得て国会議員に当選、03年から現職。04年ノーベル平和賞受賞は史上初めて。昨年2月の来日時に毎日新聞社編集局長とのインタビューで日本語の「もったいない」に出会い、地球環境を守る共通語として「もったいない」(MOTTAINAI)を世界各地で訴えている。
○MOTTAINAI キャンペーン
ワンガリ・マータイさんが提唱し、毎日新聞社などが進める環境キャンペーン。「もったいない」という日本に古くからある言葉を見直し、世界共通語にすることによって、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、循環型社会の構築と持続可能な社会の実現を目指す。具体的には、リデュース(ごみ減量)、リユース(再使用)、リサイクル(再利用)の3Rを柱に、温室効果ガス排出の抑制や環境破壊の防止を呼び掛ける。仏教用語を起源とする「もったいない」という言葉が、あらゆるもののつながりを尊重する意味を持つことから、人権や平和の尊重も視野に、政府、企業、市民社会など、あらゆるステークホルダーと連携して国民的・世界的なキャンペーンとして運動を展開している。
○伊藤忠商事の環境に対する取り組み
伊藤忠商事は1990年7月に地球環境室を設立しました。1997年10月にはISO14001規格の要求に沿った伊藤忠商事「環境方針」を策定しました。
この中で、伊藤忠商事は国際社会の一員として地球環境問題を経営方針の最重要事項の一つとして位置づけ、企業理念である「豊かさを担う責任」を果たすべく「青い地球と経済成長の両立を図る企業活動」を行い、また「伊藤忠商事企業行動基準」に示す「環境問題への積極的取組」を推進し、このかけがえのない地球を守り広く社会に貢献することを表明しており、その実践に努力しております。