インフォプラント、「C-NEWS」で「健康意識」に関する調査結果を発表
「健康意識」に関するC-NEWS生活者調査
メタボリックシンドローム
飲酒習慣との関連性が浮き彫りに
~20歳以上のインターネットユーザー1,500人の回答結果~
インターネットリサーチの株式会社インフォプラント(本社/東京都中野区、代表取締役社長:大谷真樹)が提供する生活者情報マーケティングデータサービス「C-NEWS( http://c-news.jp/ )」では、「健康意識」に関する調査を20歳以上のインターネットユーザーに対して実施し、合計1,500人の回答を集計しました。
(調査期間:2006年8月1~3日/3日間)
主な調査結果は下記のとおりです。
◇◆◇ 調査結果概要 ◇◆◇
■ メタボリ該当者に健康状態「悪い」が多数。飲酒も関係?
「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」(以下メタボリ)の条件(※)に当てはまるか自己診断してもらったところ、該当者は男性12.4%、女性3.1%であった。なお、『予備群の条件に当てはまる』回答者は男性30.5%、女性14.9%であった。
メタボリについて、上の質問をもとに「該当者」「予備群」「非該当者」に分けて分析を行ったところ、いくつかの特徴が表れた。まず、自分の健康状態についてどのように感じているかを聞くと、『やや悪い』『悪い』を合わせて「悪い」としたのは非該当者の19.8%に対し、該当者は45.7%、予備群でも28.1%いた。
次に、普段どれくらいの頻度でお酒を飲むか尋ねたところ、該当者の34.5%は『ほぼ毎日』と回答し、「週4回以上」を合わせると44.0%。一方、非該当者では「週3日以下」が49.8%とほぼ半数おり、『お酒は飲まない』も24.3%と、飲酒頻度が比較的少なめの傾向にあり、飲酒習慣とメタボリの関連性を示唆する結果となった。【データ1-1~4参照】
※ウエスト男性85cm以上、女性90cm以上を必須条件とし、さらに血中脂質、血圧、血糖の二つ以上で基準値を超えた人が該当、一つ超えた人は「予備群」といわれる。
■ 健康のための意識、「バランスの良い食事」がトップ
健康のために意識するべきと思うことを複数回答形式で聞くと、『バランスの良い食事』が81.0%でトップ。『十分な睡眠』(75.5%)や『日常的な運動・身体活動』(65.1%)がこれに続いた。
普段の食生活についての心がけを項目別に聞いたところ、『心がけている』『まあ心がけている』を合わせた割合が最も高かったのは、「意識的に野菜を食べること」で84.3%。僅差で「朝食を食べること」が83.5%、「1日3食食べること」が80.7%で続いた。【データ2-1~4参照】
■ 情報入手先は「テレビ番組」、参考にするのは「病院・薬局」
健康に関する情報入手先(複数回答形式)は『テレビの健康情報番組・コーナー』が70.3%でトップとなり、大きく差が開いて2位に『新聞記事』(38.3%)、3位に『家族・友人などの口コミ』(35.7%)の順となった。
これらの情報について、それぞれ実際の生活でどの程度参考にしているかを質問したところ、『参考にする』『まあ参考にする』を合わせた割合は「病院・薬局」が95.7%で1位と、専門的知識のある医師や薬剤師の信頼性の高さが表れた。【データ3-1~4参照】
■ 摂取しているサプリ成分、ビタミン類が上位に
現在サプリメント(ドリンク・ゼリーなども含む)を摂取しているか尋ねると、『毎日摂取している』のは24.7%、定期、不定期問わず摂取している回答者は合わせて62.9%であった。
サプリメントを摂取している回答者に、摂取している成分を複数回答形式で聞くと、『ビタミンC』が36.3%でトップ。次いで『マルチビタミン』が28.7%、『黒酢』が20.7%の順であった。【データ4-1~4参照】
~ データ詳細につきましては、別紙をご覧ください ~