日立建機、油圧コンポーネント新工場建設に着手
「コンポーネント新工場建設について」
当社は下記により「コンポーネント新工場建設」に着手することになりました。
1.工場建設の背景
当社では全世界の各拠点の需要に対応すべく霞ケ浦工場において油圧コンポーネントの生産能力増強を図って参りましたが、需要の急激な伸びに生産が対応できず現在、既にコンポーネントの供給量で販売が制約されており早急にコンポーネント新工場を建設する必要が生じていることから、今般、新工場の建設に着手することと致しました。
2.新工場の概要
(1)建設予定地
常陸那珂工業団地用地218,000m2(住所:茨城県ひたちなか市新光町)
1)用地内訳(株)日立製作所所有地148,000m2
茨城県所有地70,000m2
2)両用地共、将来の購入を前提とした賃借契約を締結する予定ですが、本契約の時期や賃借料等、細部の契約内容につきましては今後、詰めていく予定です。
(2)建屋面積(第一期分) 24,000m2
(3)生産品目(予定)
1)7t~800t油圧ショベルコンポーネント
2)ホイールローダコンポーネント
3)マイニングダンプ、ミニショベル等、日立建機グループのコンポーネント製品全体
(4)第一期生産規模
1)油圧ショベルコンポーネント48,000台/年(既存工場能力を含む)
2)ホイールローダ、及びホイールショベルコンポーネント6,500台/年
(5)従業員数
当初約100名
3.投資予定額(除く、用地賃借料)
(1)建屋・インフラ関係(第一期分) 約40億円
(2)設備関係 約100億円
計約140億円
4.第二期計画の生産規模
(1)油圧ショベルコンポーネント54,000台/年(既存工場能力を含む)
(2)ホイールローダ、及びホイールショベルコンポーネント13,000台/年
5.今後の日程(予定)
(1)2006年12月用地賃借契約締結
(2)2007年1月新工場建設着工
(3)2007年8月末新工場稼働
以 上