ノークリサーチ、2006年中堅・中小企業のITアプリケーション利用実態調査結果を発表
2006年 中堅・中小企業のITアプリケーション利用実態調査報告
ノーク・リサーチ(本社 東京都葛飾区小菅4-12-5:代表者 伊嶋謙ニ)では国内中堅・中小企業のITアプリケーションパッケージの導入状況に関する実態調査を実施し、その分析結果を発表した。
調査対象:全国3,000社。売上高5億円以上500億円未満を目安としたサーバ導入の民間企業
調査分析期間:2006年5月~2006年8月
調査方法:郵送アンケート
有効回収票:908社
- 調査結果のポイント -
★ERP - 「SMILEαシリーズ(SMILEieを含む)」がシェア・評価共にトップ
★財務会計 - 「勘定奉行」がシェア・評価ともにトップ、「弥生」は2番手
★販売管理 - 「SMILEα販売管理」がトップシェア。「商奉行」「蔵奉行」が続く
★給与管理 - 「給与奉行」がシェアで2位以下を圧倒、評価は「弥生給与」
★人事管理 - 「人事奉行」がシェアトップ、カシオの「ADPS」が2番手
★グループウェア - 「LotusNotes」がシェアトップ、評価は「サイボウズ」
★セキュリティ - 「ウイルスバスター」がシェア、評価ともに2位以下を圧倒
[ アプリケーション利用状況 ]
-基幹系業務アプリケーション利用率7割前後と高い。CRMなど戦略系は10%前後と低い-
現在利用中のアプリケーションの利用率については、基幹系業務は「財務管理」(74.5%)、「ERP」70.9%、「給与管理」(70.3%)、「販売管理」(58.2%)、「生産管理」(32.7%)、「人事管理」(29.5%)の順。特にERPの利用率が高いのが目立つ。これは手組みのオーダーシステムの利用割合が3割弱あるためだ。
基幹以外のアプリケーションでは「セキュリティ」の利用率が最も高く102.9%(1社で複数製品導入しているため)。「グループウェア」は63.9%となった。「CRM」、「DWH」、「ナレッジマネジメント」、「CTI」など戦略系、新ITの利用率は10%前後と低めの利用率だ。
(※ 以下、詳細は添付資料を参照してください。)