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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2025'03.10.Mon
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2007'02.27.Tue

日本テクトロニクス、リアルタイム・スペクトラム・アナライザ「RSA6100Aシリーズ」を発売

テクトロニクス、デジタルRF技術の急速な普及に対応する
新型リアルタイム・スペクトラム・アナライザ、「RSA6100Aシリーズ」を発表

~業界最先端の広帯域/ダイナミックレンジを実現、DPX波形イメージ・プロセッサによる初のRFライブ表示により、従来見ることのできなかった現象を観測~


 日本テクトロニクス株式会社(代表取締役社長 鈴木有國 Tel 03-6714-3111)は、最先端のデジタルRFアプリケーションに関する様々なニーズに応え、リアルタイム解析性能、リアルタイム解析周波数帯域幅、ダイナミックレンジをこれまでにないレベルで組み合わせた新たなリアルタイム・スペクトラム・アナライザ、「RSA6100Aシリーズ」を本日より発売開始することを発表しました。DPX波形イメージ・プロセッサ技術により、大量のRF入力データをリアルタイムで処理し周波数変換してライブ・スペクトラム表示ができるため、これまでは観測することができなかったRF信号や異常な現象を容易に発見できるようになりました。このライブ・スペクトラム表示は、市場にある最高速の掃引型スペクトラム・アナライザやベクトル・シグナル・アナライザ(VSA)と比べて、スペクトラム更新レートを1000倍近く引き上げることによって実現したものです。

 デジタルRFアプリケーションの急速な普及によって、掃引型スペクトラム・アナライザやベクトル・シグナル・アナライザの解析機能では対応できないレーダ、移動通信、ソフトウェア無線(SDR)、認知無線、サーベイランスなど多くのアプリケーションで信号測定をしたいという要求が高まりつつあります。
 デジタルRFの変調は複雑化し、変調方式を電波環境に応じて逐次変更させるだけでなく、周波数のホッピングや短時間の送信のOn/Offを繰り返します。こうした非周期的かつ時間的に変化する送信技術は、干渉を避け、ピーク送信電力を増大できるというメリットがありますが、同時に信号の検出及び解析を困難にするというデメリットもあります。

 デジタルRFのテスト機器には、広帯域や高ダイナミックレンジ、高速な信号捕捉のほか、時間ドメイン、周波数ドメイン、変調ドメインの完全な相関表示能力が求められます。今回発表した新製品リアルタイム・スペクトラム・アナライザRSA6100Aシリーズを構成する6.2GHzの「RSA6106A型」と14GHzの「RSA6114A型」は、業界最先端の110MHzというリアルタイムの広帯域と、73dBのスプリアスフリー・ダイナミックレンジを提供します。RSA6100Aシリーズは、高度な携帯電話基地局用のパワー・アンプから最新のパルス・レーダ信号まで、幅広いデジタル
RFアプリケーションに最適なトップクラスの機能を備えています。

・ DPX波形イメージ・プロセッサ技術
 DPX波形イメージ・プロセッサ技術は、1秒あたり4万8千回を超えるスペクトラム解析/表示によってライブ・スペクトラム表示を行います。
 これによって、掃引型スペクトラム・アナライザを数桁上回る量の情報が得られると同時に、解析のギャップを最小限に留めることもできます。
 これに対し、他のアナライザでのスペクトラム測定は、1秒あたり50回程度に留まっています。RSA6100Aシリーズでは1秒あたり4万8千回を超えるスペクトラム測定を実現するため、専用のリアルタイム・ハードウェアにより入力信号を処理し信号のギャップを最小限に抑えることによって、従来不可能だったライブ・スペクトラム表示が可能になりました。この技術によって、最小24μs継続する信号において100%の確率で周波数解析を行うことができます。

 また、この波形イメージ・プロセッサでは、輝度情報によって信号の発生頻度を表現し、動的な信号挙動の履歴を示すことが可能であるため、信号の時間的変動を即座に観測者に伝えることができます。これによりエンジニアは、信号の過渡応答や他の信号に隠れていて通常では観測することができなかった信号を画面に表示できるようになりました。

・ 測定を主体とした新しいユーザ・インタフェース
 テクトロニクスではRSA6100Aシリーズへの要求を満たすために、スペクトラム・アナライザの使用環境、使用方法やお客様の測定ニーズ等を調査しました。この調査結果に基づき、スペクトラム・アナライザを使い慣れていないエンジニアでも簡単に使えるようにをコンセプトに、直感的かつユーザ・フレンドリなユーザー・インタフェースが設計されRSA6100Aシリーズに搭載されました。これにより、エンジニアは機器設定に煩わされることなく信号の解析に集中することができます。

 このRSA6100Aシリーズのインタフェースには、測定項目ごとにデフォルト設定が用意されていて、重要な測定のために機器を最適化することができます。これらによって設定に要する時間が短縮でき、測定をスムーズに行うことができます。RSA6100Aシリーズは10.4インチのタッチスクリーンを採用、マウスとキーボード操作や従来と同様の前面パネルからの操作もできます。RF測定に慣れないユーザは、Microsoft Windows XPベースのユーザ・インタフェースによって学習期間を短縮でき、操作を合理化することが可能になります。

 RSA6100Aシリーズは、強化されたリアルタイム解析性能、広いリアルタイム解析周波数帯域幅、優れたダイナミックレンジ特性、独自のライブ・スペクトラム表示機能の組み合わせにより、スペクトラム解析の新しい時代をリードします。
 RSA6100Aシリーズは、従来のデジタルRFアプリケーションから最先端のアプリケーションまで、さまざまな測定ニーズに1台で応えることのできるスペクトラム・アナライザです。

・ 販売価格
 RSA6106A型  本体価格 n  8,956,500円(税抜853万円)より


テクトロニクスについて
 テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。テクトロニクスは、60年にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築ならびに管理をより良くできるよう、汎用的な計測機器、ビデオ計測機器、ネットワーク計測、監視システム機器を提供しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界19か国で事業を展開しています。詳しくは、 www.tektronix.com をご覧ください。日本テクトロニクスは、米テクトロニクスの100%出資の日本法人です。詳しくは、 www.tektronix.co.jp をご覧ください。


お客さまからのお問合せ先
 日本テクトロニクス株式会社 お客様コールセンター
 TEL 03-6714-3010 FAX 0120-046-011
 URL  http://www.tektronix.co.jp/
 Email ccc.jp@tektronix.com


 TektronixおよびテクトロニクスはTektronix, Inc.の登録商標です。
 本プレスリリースに記載されているその他すべての商標は、各社の商標または登録商標です。

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